連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

まぼろしとなりつつある宮城の名産品

2011-07-31 19:46:54 | 日記・エッセイ・コラム

埋もれ木細工

古来から、和歌の枕詞にもなっていた埋もれ木。

仙台の埋もれ木は、500万年前のメタセコイアが炭化したもの。

五色筆

40年前の学生時代には高価で月給をもらうようになったらば、

習字の手ほどきをしてくれていた父、おばに贈ろうと心づもりをしていたが、

いざ贈り物にと思った時には、まったく目にできない品となっていた。

筆の軸が、ハギ、マツ、ススキ、ヨシ、タデと仙台付近の材料からなり、

筆の穂が、五色に彩色されていた。

萩筆

今回の東日本大震災後、見かけない。

製造所が、被害にあってなければよいがと心配になっている。

雄勝硯

甚大な被害を受けた雄勝地区。必死で復旧、復興に向かっている。

訪問された方には、ゆかりの品を贈りたいので、

細々ながら伝統が絶えなければよいがと案じている。

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東日本大震災の影響;第25回管理栄養士国家試験の追試験

2011-07-29 10:16:41 | 東日本大震災

去る3月20日に施行された、第25回管理栄養士国家試験。すでに合格者は発表されている。

被災地宮城県で受験する予定であった者を対象として7月31日に実施される。

被災地の受験は、不可能なので可能な者は受験地を東京に変更可能との通知があったが、

震災が3月11日、受験日が3月20日で、交通網が寸断されており、

東京まで出向くことは不可能だったので、

東京で就職の準備をしていた2名のみが東京で受験し合格した。

現役受験者の合格率と、既卒者の合格率は、大きく隔たっている。

追試験の、受験者は、幸い就職できている者は、勤務を開始している。

新たな職場環境を習得するという学習環境の勤務の下で、

順延により知識、記憶の低下と言う避けられない宿命を克服しての受験となる。

がんばらなければとわかっていても、ついて行けない心も抱えているだろうし、

現役といえども、既卒に近い環境のなかでの教え子の受験。

がんばってねと祈る気持ちで、7月31日を待っている。

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夏;岩牡蠣

2011-07-24 11:21:10 | 日記・エッセイ・コラム

20110723122200001  今年は?といわれていた岩牡蠣が届きました。

鳥海山の伏流水の冷たさによる、自然からの夏の贈り物です。

大粒で、ミルク、ミネラルたっぷり。夏ばて防止にうってつけ。

岩牡蠣の産出場所は、温度でも、一見でも、海水と異なる伏流水が注ぎ込んでいる所。

そのために、生食の安全が確保されているのだそうです。

でも、病院の給食では禁忌。

日本海側でも、海底に異変が起きているのでしょうか?例年に無い不漁のようです。

自宅の梅は、例年の一割程度。横浜の友人宅の梅も不作といっていました。

スグリの実も少なかったです。

暖かい地方の果木の枇杷は、豊作。

急激な温度の上昇、気候の変化を示しているのでしょう。

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放射能汚染畜産飼料;公式文書の周知徹底のありかた

2011-07-19 18:59:02 | 東日本大震災

福島原発事件は、専門家の予防に対する無策が次から次に明らかになっている。

起きる前に、危険度に応じて、周知徹底ができなかったのだろうか?

牛肉の、稲わら問題は、とどまることを知らず拡大するだろう。

でも、霞が関にいる文書を作成した人たちは、生活の危機とは無縁だろう。

放射能漏れ以後、幾たびか超原子力専門家立ちが

認識の甘さ、不明を露呈しているにもかかわらず、

原子力の知識を持たない生産者をリードする発言はできなかった。

マスコミは、事件が起きてからは根ほり葉ほりするが、

       予防、予見は無縁な存在としてあり続けている。

リスク管理マニュアル;危険度に応じた周知徹底の在り方は、

繰り返し、繰り返し事ある度に、分析しているのに!

この度も、生かされていない。

有事のとき、人手は有限。能力は最大限の発揮は無理。空回り。

疲労は、さらに空回りに追い打ちをかける。これが、人間。

放射能汚染に対する、専門家の危機意識は希薄なのか、

このたびの放射能汚染の危険は大したことがないからと行動しないのか?

ある年齢に達している人にとって、

このたびの放射能汚染物を毎日飲食して、

発病するとしたら、優に平均寿命を超えるだろう。

真剣になれないのも無理からぬことかな!

生産者は、生活の危機。死活問題。

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ありがとう なでしこジャパン

2011-07-18 22:40:39 | スポーツ

全員が、働いていました。

だれていない。くさらない。

あきらめない。粘る。

抜きんでた体格ではない。

やり遂げる意思があればと、

勇気づけられた、

世界一です。

なでしこは、秋の七草でもある。

今は、稀になっているけれど、

日当たりのよい場所にのそこかしこに

自生していたなでしこ。

かれんで、柔らかい色。

サッカーは、好きで、

ペレのドリブルを、国立競技場で見て驚いて以来の

ビッグサプライズです。私にとっては。

なでしこには、バッジオの再現はしてほしくないと

はらはらしましたが、杞憂でした。

海堀選手のファインセーブ!。選手たちのファインゴール!

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東北六魂祭

2011-07-17 23:22:43 | 東日本大震災

当直明けで、病室の仕事終了後だったので、パレード最後になんとか間に合いました。20110717_2
引き上げるところです。遠くにあるのが、この祭りのために特別に作成してくれた、伊達政宗が、暴れ馬(赤色)を踏みしめる”ねぶた” 。手前は、竿灯。青森の祭りと、竿灯の祭りが一画面に収まっています。

仙台 七夕、宮城県 三陸町 しか踊り、盛岡 さんさ踊り、山形 花笠まつり、ねぶた、竿灯までは、健康であった大学前半に、参加できる踊りの列の中にいたことも思い出しました。福島のわらじ祭りは初めて。神主さんも参加していらっしょいました。

閑散としていた街が、人であふれかえっていました。

多くの人が、復興を願っていると感じ、心の揺れ、戻りはあるにしても、

がんばれる力はいただけた混雑でした。

復興を支援する力の多さに対するうれしい誤算で混乱はあったものの、

短期間で、臨機応変出来る、人の力のたくましさを信じることの出来る祭りでした。

祈りを込め、実りの再生を願う民衆の東北祭り本番の季節が間もなく訪れます。

 

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震災後4ヶ月

2011-07-12 15:37:25 | 東日本大震災

東日本大震災から、4回目の11日が過ぎました。

例年と異なる季節外れの3月の雪。

早い梅雨明け、猛暑の夏の到来。

穏やかな春は短く、自然の厳しさが身にこたえる時間が多い震災後です。

後片付けに伴う怪我。すぐ破傷風対策です。

有機物の腐敗に伴う、臭い、蠅、微生物の発生。

突如あらわれた海底土から舞い上がるほこり。

凹凸激しい大地には、水たまりができ、ボウフラ、蚊の発生。

地道に、一歩ずつ復旧。日本全国に望まれ、期待されている復興はその先。

がんばっていますと笑顔で応えたその後で、

先の見えない不安で、萎え、落ち込む気持ちが入り交じった表情で

たたずんでいる人が増えてきました。

震災を経験した後の心は、一筋縄ではゆきません。

生死の境は、紙一重

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穏やかな天気

2011-07-05 20:18:54 | 日記・エッセイ・コラム
日々、変化が多く、仕事の予定段取りはたてますが、
自由時間の予定を立てる習慣は、失くしました。
9日が提出期限の、高額医療費患者の診療経過説明を予定より早く終了。
今日の仙台は、予報とは異なる、穏やかな日差しの梅雨の晴れ間となり、
薄暮のなか、緑があふれてきた水田のあぜ道を、
おだやかな天気を、解放感にあふれて楽しみ、
幸せな夕暮れ時でした。
朝礼は、被災がらみのうつ状態の患者が増加した話題、
原発関連の放射能蓄積の話題で一日が始まり、
突発事項がなかったわけでもないのですが、
穏やかな天気の一日は幸せだなとしみじみ思います。
た生育盛んな頴娃町あふれる気持で、


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