豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本と米国の文化の違い…大阪~関西空港~函館空港~北斗市

2009-05-16 16:51:18 | ファース本部
関西空港行きの特急はるか号で、読書をしながら時折、春から初夏に変わり行く車窓の景色を愉しんでおりました。突然の揺れで向いの座席から書類入れが通路に落ち、書類が散乱してしまいました。A4サイズの種類が散乱し、拾い集める手伝いをしたのですが、突然「ノーサンキュー」と言う声があり、見上げたら外国人です。
英語の全く解らない私ですがノーサンキューくらいは解りますので手伝いをやめて自席に戻りました。

全て英語の文字が並んでおり、自分には何の書類かぜんぜん解りません。しかし当の外人さんは中身を見られる事を怖れたのでしょう。直ぐに外人の連れの方と思われる日本人の中年女性が、「親切にして戴いてありがとう」とそして「ごめんなさい」と言う言葉が…

空港駅に着いて電車を降りる際、今度は当の外人さんが私の顔を見ながら、「エクスキューズミー」と言い、金色の産毛の生えた太い腕を突き出し、握手を求めて来ました。きっと連れの日本人女性に促されたのでしょう。彼女は電車の降り際に、「彼はスーパービジネスマンで人間的にも最高です」と理解を求めるように話し、去って行きました。

日本文化の中では、素直に「ありがとう」「ごめんなさい」と言葉で多くの問題解決が為させると言います。その言葉が無くて、「あの人が悪い」と他人に問題要因を擦り付け、言い訳をし、責任所在を逃そうとすると問題が別な方向に拡大する場合が多いのです。

こころのこもった「ありがとう」のひと言で余計なトラブルを避けられ、人間関係をよりスムーズに出来るのが日本人の心に根付いた文化のようです。
ところが訴訟社会と言われる米国では、「ごめんなさい」と言う事は、自分の非を認め、その非がもたらす賠償責任を負う羽目になりかねない場合があるそうです。
日本人で良かったしみじみ思う瞬間です。
国際社会は、国々の文化の違いを認識し、ビジネス展開が必要のようです。

民主党の党首が鳩山さんに決まりましたが、景気浮揚、福祉充実などの問題山積です。消費税アップ無し、高速道路無料、年金医療の優遇などの約束は守れるのでしょうか。いずれにしても諸外国との上手な関わりでこそ成り立つ国家なのです。
民主党も自民党以上に掲げたビジョンを確実に実践する事で国民の支持を得られる事でしょう。

関西(写真は乗り込む前の函館行きの飛行機)から、ひんやりした北斗市に戻り、これから函館市内で行うファースユーザーさんの結婚式に参加します。
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