豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

建主さんを感動させる家づくり…北斗市

2009-07-03 18:08:47 | ファース本部
長期優良住宅法が施行されましたが、地域の工務店の中にはいまだに何の事かも解らない経営者が多いと言うのが現状です。この法律は、小さな工務店に対して義務化を迫ったものでありません。したがって地域の小さな工務店経営者に危機感がないように思います。

長期優良住宅と言うと特殊な住宅に感じますが、欧米などでは既に50年以上も前から極めて常識的な家の仕様として当たり前に建築されているのです。先進国日本の住宅30年寿命は、誰もが納得できない実情であり、ようやく普通になったとも言えるでしょう。

長期優良住宅仕様の家は、税制面だけでなくローン金利も安価になります。また中古住宅の瑕疵保険も対象になる予定です。何よりも長期優良住宅仕様の家は、中古になっても資産価値が大きく下がりません。またローン残高付で販売が出来ると言う特典もあります。

つまり、これからの家づくりにおいては、長期優良住宅法の仕様にそったものでなければ建主さんが発注してくれなくなるでしょう。また長期優良住宅と言う名称も、それが当たり前になる過程の名称あると思われます。

大手ハウスメーカーになると、その採用を徹底するには組織的な大改革が必要になります。大手の住宅会社は、前例の無い事を行う事に大きな躊躇いを持ってしまいます。それは上手く行かなかった時の責任の在り方が優先される官僚的な体制からだと言います。

しかし、地域の小さな工務店であれば、経営者がその気なると直ぐにでもその仕様を建主さんに提案が出来ます。今では国からの補助金100万円を受ける事も可能なのです。住んだ人に出来るだけの負担を掛けずに、住んでから感動を与える家を作りましょう。

地域の小さな工務店は、ハウスメーカーがうろたえているこの時期にこそ、小回りの効く経営手法を生かしながら積極的に、この長期優良住宅を推し進めて行くべきです。ファースの家は通常仕様でほぼ、この長期優良住宅仕様になっています。

写真は工場の配水管の埋設工事をしている小さなショベルです。足場の下を潜り抜ける小回り機能は、まさに地域密着の小さな工務店の姿と重なります。
小さいからこそ感動する仕事も出来るのでしょう。
今日の北斗市は、気温24℃、湿度35%でとても爽やかな一日でした。

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