豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

口で語らず目で語る…東京都内~長野市

2010-01-28 19:43:16 | ファース本部
目力(めぢから)と言う言葉があるが瞳はその人の内面を正直に表現していると言います。詐欺師が語る目の瞳には、必ず陰影が宿っているとも言う人もいます。先日のテレビで「乞食の目は澄んでいる」との哲学者の言葉が紹介されていました。

乞食(こじき)と言う言葉は放送禁止用語だと司会者から指摘されましたが、お腹を空かした人の目は澄んでいるのだそうです。お腹が空いて空虚な気分では目が澄んでくるのでしょうか。何かモノ哀しい澄んだ目に感じます。

目力とは、気力が充実して内面の情熱が眼力で発散する力なのでしょう。
特に人前でスピーチをする時は、口先の言葉より、その言葉を内面から支える内包された信念、確信、確実な情報などが、眼力で表現されると言います。

スピーチは、口で語らず、目で語り、身体で語るのだと言います。
聴く人は、耳で聞くのでなく目で聴くのです。「聴く」と「聞く」との違いです。
ところが聞く人にとって聴くに足らない希薄な内容と表現力にも工夫がいります。

語る人は、内容を、醸成させ、吟味しなければなりません。
話し上手は聴き上手なのです。相手の話をよく聴いて自分にしっかりとインプットしなければ、こちらからの眼力が希薄となり、言葉も空虚なものになるのでしょう。

今日は、弊社東京事務所で新時代にフィットした新しいビジネスを展開された二社の社長さんと懇談する機会がありました。確かに聴き上手で、語りに眼力が伴っていました。

夜には長野(写真は長野駅駅東口)に移動し、駅前のホテルに入り、竣工した家の事で施工とのトラブルに苦悩する、建主さんへの相談回答を行っています。
今日は、穏やかな関東信州でした。明日は松本市へ、夜には東京に戻る予定です。


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