豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

活況や不況を乗り切る経営とは…函館市~北斗市

2020-04-07 17:36:34 | ファース本部

創業時、私のように丸裸でスタートした場合は、全てを失っても元に戻っただけです。
「失い物など何もない」と云えるのは、強いことで多くの起案の根源にもなりそうです。
何かを行う事はリスクを伴い、上手く行ない場合は二束三文になります。

創業53年ですが福地建装を法人化して40年近くになりますが、もっとも危うい時は、23年前の1997年、山一証券と北海道拓殖銀行が破綻した時期でした。
拓銀の破綻前は、我々のような資金繰りに奔走する零細企業の対応などは酷いものでした。

当時は、ファース工法が確立して推進事業に多くの資金の掛かる時期でもありました。
財務担当の妻の副社長とは、何度も銀行に足を運んで融資を嘆願する時代がありました。
バブルの最中で、この時期に資金繰りに苦労する会社に将来は無いと叱責もされました。

融資部長は、大儲けしている不動産会社の名を上げて、そこの社長の爪の垢でも煎じて飲めとまで云われたものです。その不動産会社も拓銀と一緒の時期に破綻しています。
私達の会社は、バブル恩恵など全くなく、したがってバブル崩壊の影響もありません。

現在は、新型コロナウイルス不況であり、営業活動も出来ずに悩む経営者が多くおります。
私達ファース・グループは、客層が異なるので多くの影響を受けておりませんが、決して油断や楽観などはしてもおりません。汗水流して稼いだお金こそ真の価値があります。

むしろこの不況時や騒乱時期の経済不安だからこそ、ビジネスチャンスも多いのです。
何をしても上手く行くバブル経済は、そのバブルが弾けて必ずひどい目に遭います。
経済状況が低迷している時期こそ、チャンス到来と前向きに捉えるべきでしょう。
不況時には、当たり前であったことが不思議に見えるとそれが活況に繋げられます。

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