豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

何故に電化住宅なのか…北斗市

2020-04-13 17:30:46 | ファース本部

住宅システムを開発した思った以上の成果が出ると多くの仲間に報せたくなります。
私が昭和60年にオール電化住宅を構築したのは、家屋内の温度と湿度を一定化するため、燃焼ガスを発生させない電化住宅が最適だったからです。

当時は電力会社から依頼されての講演要請が多くありました。
特に余剰する深夜電力を有効活用する蓄熱式の暖房機や給湯機は、住宅の断熱や気密性能の高さがなければ結局は高い光熱費になってしまいます。

私が開発した断熱気密のファース工法は、気密性能が極めて高くなります。
換気扇を回すと負圧(家屋内の気圧が低くなる)となり、ガスが不完全燃焼してしまいます。
やむなく電化製品で暖房、給湯、クッキングを行うのです。

電気は上手に使えば石油より安価になりますが、この理屈を知って貰うのが難しいのです。
無理に話をすると、難解なので心を閉ざしてしまうものです。
喋り上手は聞き上手、聞き上手は話させ上手とも言いますが、疑問を話さして貰い、それに応える方が聴く方も理解して貰い易いようです。

聴かれたことに対して正確な回答が出来るようなるには、何十倍もの勉強が伴います。
省エネ住宅のシステム開発には、多くの研究をしなければなりません。
研究過程での現場事象は、その仕事にかかわるヒトにとって関心を示してくれます。

良い家づくりを目指す人は、その眼の輝きが完全に異なるものです。
写真は青森県に建築したオール電化住宅「#ファースの家」の内観です。

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