何千万円もお金を掛けても自分の家を持ちたいと思うのは、万人の願いでもあります。
屋根は色をこのようにしたい。
居間は全面を南面に向けたい。
居間には開放的で大きな吹き抜けを設けたい。
寝室から植栽を施した坪庭を眺めたい。
インナーガレージにして家の中から車で外出したい。
外観は北欧風の丘の上に建つ家のような外壁に。
システムキッチンは全自動タイプを使用する。
このように一生一代の家づくりなのですから、夢を語れるだけ語りましょう。
いざ実践となると限られた予算があります。
その予算で何処まで妥協できるからテーマとなります。
夢を語る前に大切な要素が抜け落ちておりますが、それは住んでから住み心地です。
冬は総ての部屋が暖かくなければなりません。
ヒトのいない部屋は寒くとも良いと云う人もいますが、寒い部屋と暖かい部屋の界壁が露点温度となり、含水量増えてカビの胞子が浮遊する場合があります。
つまりは家をすっぽり断熱材で包む事は、住む人の健康、家自体の健康に寄与します。
語る夢の中に家族がいつまでも健康で過ごせることをも入れてください。
写真は長野県のLTホームさんが建築した「健康寿命を延ばす」ファースの家です。