家づくりが、私達建築業者の自己満足や都合で行われている事もあります。
家づくりが、建築学者の研究成果の延長になっている場合もあります。
私達の研究開発は、住む人達が学びの根源でなければなりません。
家を売って金儲けを行なう事は、何処かに必ず皺寄せが行きます。
「金儲けは悪くは無い」と言う人もいます。
金儲けを責めているのでなく、その対価の家づくりを行っているかが問われます。
工務店経営者は、その人生価値観を何処に置くかによっても異なります。
私達は、地域の仲間の工務店経営者とともに「住む人と幸せを分かち合う家づくり」の基本理念のもとにファース・グループを形成しています。
工務店経営者、協力業者さんの笑顔の先には、必ず建主さんの笑顔がなければなりません。
その笑顔を見るため家づくりは、数十種もの業種と、数十万個の部材で構成いたします。
この部材のひとつひとつに性能、機能があり、その組み合わせによっては部材の性能や機能を充分に生かせない場合もあります。
家づくりは、敷地情報、その地域の気候風土、家の方向と住む人のライフスタイルなど多くの諸条件が織り合い構築され、施主の感性も加わると、哲学的な意味合いもありそうです。
困った時は、SDGs(写真)と、基本理念「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」に立ち返ります。