私達の行う住宅システムの研究開発では、想定範囲内の結果が出る事など殆どありません。
総てが成功だけで仕組みが出来たとしたら、それほどリスキーな物はありません。
この世に存在する総ての製品は、その経緯で試行錯誤と失敗の産物と言ってもいいでしょう。
「転んでもただで立ち上がるな」と言います。
「失敗は成功のもと」との格言がありますが、その同意語だとも思われます。
強いものにチャレンジし、撥ね返される事で学び取る事が多くあるのでしょう。
モノづくりでの発明は、失敗を経ての結果であり、失敗から得た情報を開発の糧にするのです。
私も失敗を悔やんだ事などは、ただの一度もありません。
場合によっては、あえて失敗を繰り返してその反応を観察し、失敗の裏側を探ろうします。
同じ失敗は繰り返すなと言いますが、失敗する事を恐れない試みでの失敗は、もはや本当の失敗とは言えないのです。
転んだら立ち上がる際に、必ず何かを拾ってから立ち上がる根性が必要なのでしょう。
今日は、ファース専用部材を製造しているメーカーさんで構成するファースメーカー協力会(FMA)主催の交流会がありました。
私達がどんなに優れた技術を生み出しても製品化して住む人に満足感を与えなければ意味がありません。まさにモノを造り出すFMAの存在は不可欠なのです。
この交流会では、全国で実施している「#ファースの家」の温湿度と、エアコン消費量をデータ解析している前橋工科大学准教授、工学博士の三田村輝章先生のデータ公表と研究成果の基調講演がありました。
その会合の終了時に最後まで参加された方々で、記念写真を撮りました。
智社長と私が三田村先生を挟み、右が会長のクラボウ部長の山本欽一さんです。
北は旭川から南は九州まで全国各地から参集して頂きました。ファース工法の家の温湿度の推移を見聞しましたが、夏も冬の家屋内の殆どが気温25度、湿度40%~60%で推移しており、後日ファース本部で精査してから皆様方に開示して参ります。
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