住宅システムとは多くの構法(構造的な工法)や営業支援(受注サポート)などがあります。特に住宅システムのフランチャイズが大繁盛した時代がありました。
30年ほど前になりますが、住宅フランチャイズは400社以上もあったと云います。
私達ファース・グループもその一社でしたが、多くのフランチャイズは姿を消しました。
住宅フランチャイズの多くが加盟金の聴取に力を注ぎ、あたかも加盟することで次々と受注が出来て「行列の出来る工務店」を謳い込んだものです。
私達のファース工法は、フランチャイズ展開を行うつもりなど全くありませんでした。
福地建装と云う小さな工務店は、地域工務店としてお施主様を幸せに出来る家づくりを行う事が目的です。それにはハードの確立が絶対だと思い研究開発を行いました。
小さな工務店経営を行いながら、コツコツと断熱の仕方や気密や換気の仕方などを研究しておりました。試行錯誤を繰り返しながら行き着いたのが樹脂スプレー発泡断熱工法です。
平成元年にファース工法が出来てから、公的な評定交付までは5年間の歳月が流れました。
日本で初めての断熱材を樹脂メーカーに製造して貰うには、大多数の家づくりが必須です。そのため従来の断熱方式に満足できない工務店仲間が増えて行きました。
工務店経営を実際に行い協力業者さんやお施主様から直接的な反応を得る必要があります。
それもフランチャイズ展開を行うための工務店経営でなく、お施主さまを幸せに出来るかどうかに力を入れております。
研究開発は手間暇や資金が掛かり、出来た技術の特許出願、公的な認定評定なども必要です。
単体工務店で成就できるのであれば、フランチャイズ加盟などは必要ありません。
ゆえに加盟工務店の支援業務が大きな責務となっております。
ファース本部は、ハウジング事業部(フクチホーム)と云う工務店部門があります。
加盟工務店さまと同じ立場であり、開発元の家づくりは極めてプレッシャーを感じます。
画像は工務店部門「#フクチホーム」のホームページのイメージイラストです。
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