豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

-7℃から北海道+17℃の国へ…北斗市~函館空港~台湾桃園空港~台北市内

2019-12-04 23:50:06 | ファース本部

 

日本各地に私が開発した住宅システムで工務店経営を行う経営者さんが多くおります。

そのため、頻繁に全国各地を往き来しております。

また研究開発のための調査研究は、バージョンアップのためとても必要です。

 

今年は沖縄にもファースの家が建築されていますが、何のための温暖地の「断熱住宅」なのかとお思いの方もおられると思います。

過去は沖縄県が日本一の長寿県でした。

 

ところが現在の健康寿命は下から数えるような地域になったとのことです。

沖縄県庁が分析調査をしたところ、冷房設備が充実してからは、暑さの中を徒歩移動しなくなったことが要因だとしております。

 

もう一つの医学的な見方として、昔の木造住宅からメンテナンスの簡便なコンクリート住宅となり、湿気がコンクリートに含水され、エアコンで冷やされることでカビの胞子が飛び交うようになり、気管支炎から呼吸疾患で健康寿命を縮めているとの指摘もあります。

 

今日は、色々な研究テーマのなかで私達ファース本部が行う、健康住宅を確実にするため、温暖地で住宅の在り方の調査研究を目的に、台湾の台北市にやってきました。

台北市は、沖縄県石垣島より、もっと南に位置し、やはり多くがコンクリート住宅です。

この台湾にもファース工法のニーズが多くあります。

 

今日の北海道は、大寒波の-7℃でしたが、到着した台北は+17℃、気温差24℃です。

沖縄と同じような疾患率だと云う情報を確認し、その対策を講じなくてはなりません。

SDGsの理念にもありますが、国や地域を問わずして意見交換を行うことが目的です。

 

写真は今日から3泊するホテルの部屋から駐車場を撮りました。

明日から台北で様々な調査研究をおこない、ファース工法のバージョンアップに繋げます。

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