豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

さりげない心地よさとは…大阪~姫路~丹波~新大阪

2013-11-15 21:04:31 | ファース本部
ついこの前まで冷房が必要だったのですが、短い秋があっと言う間に過ぎ去り、一気に冬が遣って来ました。
私達の身体が外気に触れる時は、大気そのものが輻射熱と云えます。
寒さが厳しくなると家屋内を暖房となりますが、寒くなく、暑くもない気温は23℃程度と云えそうです。

暖房とは室内を人工的に暖める事ですが、窓や床壁などから熱が逃げ行きます。
23℃暖房とは、23℃から逃げた分だけ暖房機で熱を継ぎ足すことになります。
つまり家屋内は、床、壁、天井の温度と室内の気温が同一(輻射熱量100%)で完璧な快適空間が成立します。
春や秋が快適なのは、外気のすべてが輻射熱で身体を包むからです。

湿度も限りなく50%に近くなるように致します。家屋内の空気が乾燥すると、そこに居住する人の身体から水蒸気が蒸発して体温を奪います。
しかし乾燥する厳寒期に室内の湿度と周りの温度を同一にする事は至難の技となります。
これを家の性能と換気システムなどの機器の組み合わせで、こうした空間をつくる事も可能なのです。
このような空間は「さりげない」快適空間と云えそうです。

空調とは、住む人にその存在を気づかせない温熱環境こそが本当の快適空間なのでしょう。
高熱をビュンビュンと供給する暖房よも、輻射熱によるさりげない優しい温熱環境をつくることが肝心です。
今日は兵庫県の中央部、丹波市のFAS工務店さんと販売代理店さんを訪問しました。

丹波市で頑張るタニミズ住建さんは、格調の高いデザイン性に特徴があります。
また同じ丹波市の春日工務店さんは、子供達が健やかに育つような細かいアイデアが評価されています。
後から加盟した芦田木材さんは、二人の先輩工務店を見習いつつもコンパクト別荘などを手掛けています。
いずれも決して出過ぎた企画ではなく「さりげなさ」が。

家づくりにおける「さりげない心地よさ」と「穏やかさ」を構築するには、そのモノづくりに関わる人々がそう在るべき事から実践出来そうです。
写真は丹波の里を撮ったのですが、この丹波の山に、さりげない自然の佇まいを感じます。
さて今日は分刻みの訪問工程でしたが仲間達の奮闘ぶりを多くに目にしてきました。
これから問い合わせ返信などに取り掛かります。

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関東から関西に来ると…東京都内~大阪市内

2013-11-14 21:57:38 | ファース本部
東京駅からの新幹線が新大阪駅に到着して、ホームから駅舎に降りるエレベーターに人の流れの異変がありました。駅舎から地下街に降りるエスカレーターはスムーズになります。
東京以北でエスカレーターに乗る場合、急ぐ人のために左側に立ち止り、右側を開けます。
東京での習慣が抜けずに大阪に来ると、最初のエスカレーターで戸惑いがあるのでしょう。

不思議なことにその習慣が解るとすんなりと左を空けて関西風の乗り方になるようです。
元々エスカレーターは、安全のため、急ぐ人のために片方を開ける必要がないのだと云いますが、前を空けて悠々と立ち止っていると大勢の人の怒りの目線を感じます。

NHKの朝ドラでは、大阪の薄味と東京の濃い味の違い葛藤する主人公がいます。
薄口で甘味が関西風かと云うとそうでもなく、旨味の元の作り方から異なるようです。
また、関西電力は60ヘルツ、東京電力は50ヘルツで使用する電気機材にあらゆる整流装置が駆使されています。
60ヘルツの中部電力から50ヘルツの東京電力に電力融通する際も、整流変換装置の100万KWが限界だそうです。

気候風土や文化伝統が異なるために、其々の地域に特徴が出て来るのは当然なのでしょう。
ところが一部には浪花と江戸の意地の張り合いみたいな要素も少なくないようです。
東京エリアの遣ることの逆をやる、大阪エリアの遣ることの逆をやるなどと。
豊臣秀吉と徳川家康の武将の気質が今にしてもあちこちに残っているのでしょうか。
ちなみに弊社の東京事務所スタッフは二人とも関西人なのですが…

東京と大阪の伝統文化の異なりを意識して街歩きをすると多くの面白さを発見できます。
今日は、15回目にして始めて関西開催となる全国大会in大阪の会場となる「新阪急ホテル」を訪れて会場担当者との打合せを行いました。
関西らしい趣向を凝らした全国大会にしたいと企画を練っておりました。

さて、今日は大阪の人々との意義ある交流があしました。明日は兵庫県の仲間達を訪問します。

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改革とは既得権者の戦いなのでしょう…北斗市~函館市~羽田空港~東京都内

2013-11-13 22:06:32 | ファース本部
昨日と同じことを続けていては、遣っている事が少しずつ劣化して行くものだと云います。
先人達が苦労してつくり上げた仕組みや装置でも、日毎に変化して行く時代背景を何処まで掌握して馴染ませて行くかは、まさに改革なのでしょう。

仕組みを変えたことで出て来るひずみは、どのように矯正できるかも課題となります。
まったく矯正など出来なくて、国民の半分以上の利益を損なう改革はすべきでありません。
しかし、為すことを為す前に利益を損なうだろうと危惧することからの反対はどうか。
「然るにこうすべき」との対案なき反対は、建設的な主張と云えないのでしょう。

私達の住宅産業でも当方が樹脂での現場スプレー発泡断熱方法を発表した段階で、轟々たるバッシングの嵐に襲われたものです。
昭和63年ですから、全く実績のない断熱工法ですが、恐る恐る身内の家の断熱から実施してみたものです。

ところが従来の断熱方法と対比すると段違いの断熱性能を保持できます。
平成4年には、4年がかりで当時の建設省から国内初の樹脂現場スプレー発泡施工の公的認定を交付されました。
今度は認定交付を行った評議員の学者の先生方に、無能学者だとしてバッシングの矛先が向いたようです。

これは、今までに無かった部材が席巻してくると従来品の販売が少なくなることを危惧する人々の抵抗です。
既得権を保持するためには、出てくるモノを抑え込もうとの勢力です。
今日は東京都内のホテルで自民党議員の政治パーティーに参加してきました。
政治家も選挙でしっかり勝利するには、改革者の印象を有権者に与える必要があります。

守旧派は、有権者に時代劇に出て来るような豪商とつるむ悪代官のイメージに写ります。
今夜参加した政治家に守旧派のイメージは全くなく、既得権者と戦う政治家でした。
さて、写真は東京の宿泊ホテルが近くなりました。明日は大阪に移動です。

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総合病院に押し掛ける人々…函館市~北斗市

2013-11-12 17:54:54 | ファース本部
ある下町の医院の待合室で「最近、山田さんちのお婆ちゃんの顔が見えないね」と、それに「何かね、カラダ具合が悪いみたいだよ」…カラダ具合が悪いから来る病院なのですが。
医療費優遇を受けられる高齢者は、病院の待合室がサロンにしているようです。
病院の待合室を、サロンのような憩いの場所にしている高齢者は健康なのでしょうけど…

今日は、函館市内の総合病院で脊髄や頸椎などの難しい部位の精密検査を受けてきました。
健康体の確認が出来たのですが、押し寄せる受診者の人々の多いのには驚きました。
看護士さんの問診は、患者さん一人一人に丁寧に行っています。
サロンのような雰囲気など全くなく、まさに医療最前線で生き死に直面する現場です。

同じ整形外科病棟でも幾つもの専門医師がおります。(写真は函館中央病院のネット画像)
例えば私が診て戴いた脊髄頸椎外科や頭部外科、背骨や足腰の腕などの外科などと。
また背骨が痛くて診てみたら、膵臓や肝臓の悪性腫瘍が要因だった場合もあるそうです。
内科などすべての医師と連携が取り合えるのも総合病院のメリットなのでしょう。

私達は、「自立して社会生活を営める健康体」を保持することに大きく起因すると言われる家の性能を向上させ、「健康寿命を伸ばす家づくり」の調査、研究、啓蒙活動を行っております。
人の平均寿命と健康寿命の間の期間は、莫大な医療費用が伴います。

家の断熱性能などを向上させることは、省エネ効果より健康効果を経済換算するとはるかに大きいとの試算もあります。私達がもっとも長い時間にわたり身体を委ねる住宅です。
下町医院での待合室での微笑ましい憩いの場所ですが、知恵と工夫によっては医療費負担の掛からない真のサロン化も出来ると思われます。

さて、今日は準備不足のうちに大雪に見舞われた北海道ですが、この道南の降雪量にも驚きました。
明日から東京、関西などに出張ですが、週末の帰社時には溶けてなくなっているのかもね。

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会議での沈黙と喋りすぎ…北斗市

2013-11-11 18:55:09 | ファース本部
会議での喋り過ぎと沈黙は、双方ともに罪であると言いますが。
会議では一方的に喋り捲る上司とタダタダ沈黙の社員では会議の意味をなしていません。
会議は一定の時間内で組織としての方向性を見出すために開催します。

このため「たたき台」を示すのが普通です。
ところがこの示した議題に何の質問も無い、何の意見も無い、ただ聞き役の参加者・・・これは会議になりません。
会議を行なうと言う事は、貴重な時間を割いているのですから当然ながら費用対効果を要求されます。
ただ喋る人と、聞くだけの人を集めての会議は時間の無駄なのです。

人は常に自分の持論、考え方を人に言えるようにしておく必要があります。
会議は参加者それぞれの置かれた環境や立場において当然ながら視点が異なるはず。
ただ沈黙などは在り得ないのですが、参加者の方に会議に参加する意識がないのでしょう。

会議に参加を求められるのは、その立場や環境からの視点で得た意見が欲しいのです。
会議において意見を述べると言う事はまさに業務命令と同じ事と言う事でしょう。
意見を要求されて「思いつかない」とか「考えつかない」とかは、まさに準備不足、認識不足と言う事になります。

会議で沈黙する人ほど陰で会社や仲間、関係者への愚痴や悪口を言うも云います。
普段、不平、不満がある場合にこそ会議で意見を堂々と述べるべきなのですが。
会社の経営者は陰口をもっとも嫌いますが、全てが満足な職場などあるはずがありません。

会議で存分に議論して問題を浮き彫りにし、方向性を打ち出す事を望んでいます。
陰口を言わず、会議で憎まれ口を言う人ほど会社の評価は高いものです。
特に私達の家づくりは、大勢の方々のコラボレーションで成立するため、多くの会合を開きます。
ただ一方的に喋り、ただ一方的に聞くだけなら資料送付で充分なのですが。
意味の無い会議に無駄な時間を割くならば、現場で仕事をしていた方が賢明でしょう。

さて、今日は半日を割いての部署ごと全体、役員会議を終えたところです。
会議の冒頭に、「会議は一番生産性のない時間」だと告げてサクサクと終わったところです。
外に出たら凍てつくような寒さと雪が(写真)……

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暴風雨から快晴にそして…北斗市

2013-11-10 17:28:48 | ファース本部
暴風雨で明けた北斗市の日曜日でした。
その暴風雨も快晴になりましたが、気温は下がり始めました。
今夜から雪が降ってくる天気予報が出ています。
今日は自宅から一歩も出ないで録画した番組をテレビの前におりました。
明日は、月1の部署会議、全体会議、役員会があります。
さて、明日からは出張を控えたタイトな日程が始まります。


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家の悩み、人の悩み…北斗市

2013-11-09 17:09:43 | ファース本部
「NPO法人・住宅110番」というネット活用した住宅相談サイトがあります。
北海道札幌市に本社がある、住宅雑誌のリプランの社長が起案して設立したボランティア相談サイトです。
私は、NPO法人になる前から回答者を務めてきました。

相談の内容は下記のように多岐にわたります。
施工者側の施工方法が粗末・・・言葉も乱暴で信頼できなくなった。
雨漏りを補修したが施工業者の対応が気に入らない。
補修して戴いた内装材の色が最初の希望と異なる。
このような内容が多いのですが…

ユーザーさんの家づくりは一生一代の大事業です。
我々、家づくりを生業にして流れ作業をしているのと訳が違います。
家づくりには多くの部材を使用し大勢の人々が関わります。
その部材の一つが、不手際を起こせばユーザーさんの逆鱗に触れる場合もあります。

ユーザーさんの立場をしっかりと理解さえしていればクレームに発生しないものです。
相手の気持になれる時は、相手も自分の気持を理解してくれるのでしょう。
家づくりは他のどんな仕事より多くの人々と関わって成り立っております。
協力があって成り立つ仕事なのに、自分本位のエゴは不幸の始まりかも知れません。

相手の心に入り込める愛は幸福の始まりであるとも言います。
相手にも様々な事情があるのですから、その相手の気持になれた時、事態は急速に解決に向かうものです。
建主さんにも、工務店側にもですが・・・

先日の家庭裁判所での調停業務でも最初は、一方的に相手の批判を繰り返すばかりです。
しかし相互に相手の立場に気付いた時、一気に解決の方向に向かうものです。
自分が人さまの気持の解る時、その自分自身も心が豊かになるもののようです。

このようなブログを書きながら他人から見える自分の姿を俯瞰しているのですが。
さて写真は南南東の位置から上磯中学校を撮ったのですが、その左端に弊社屋が見えます。
その社屋から今日も住宅相談の回答作業を何通も行っておりました。

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暖かい家づくりの要素とは…函館市~北斗市

2013-11-08 18:34:46 | ファース本部
家の中を暖かにするには、暖房することと即座に思い付きますが、熱を出す暖房機の前で直接身体を温める方法があります。寒い外で焚火などの炎にあたるのと同じことです。
ところが家の中を暖かくするには、逃げてゆく熱の分だけを熱補給する必要があります。

例えば熱損失係数が1.0、外気温0℃、室温20℃の時で家の面積が100平方メートルの場合、
1.0×(20-0)×100=2000w、つまり一時間当たり2kwのエネルギーが必要です。
20℃の気温差を補填するために2kw補填し続けることになります。
この時、外気温が10℃まで上がると補填するエネルギーが半分に減りますが、-10℃まで下がると2倍のエネルギーを要することになります。

また外断熱など、構造体に熱を溜めて家の中の蓄熱量(熱容量)が大きな場合は、外部の激しい気温差に左右され難くなります。
高気密・高断熱などで熱容量の多い家では、家屋内気温を20℃で長時間キープすることで、構造部材などの温度も20℃になっています。
外気温が一気に下がったとしても、構造部材から熱を放熱するため相当な時間を20℃近い気温を保持できることになります。

熱損失量のQ値には、隙間相当面積係数C値、μ値、k値など全ての成績件数なのです。
特にC値は気密性能なのですが、暖かい家づくりに不可欠な要素です。
しかし、隙間の無い家をつくると家屋の汚染空気の対策が必要なのですが、換気を無暗に多くすると換気して失った熱量分のエネルギーを補填することになります。

今や焚火も出来ませんし、家の中で囲炉裏を囲んで暖かさを直接身体にあてることはとても難しくなり、家屋の温熱性能を向上させ省エネ冷暖房の時代となってきました。
さて、今日は研究開発室で集熱装置の試験や全国大会の構想などを行いながら、家庭裁判所での新規事件の調査業務などを行ってきました。

写真は先ほど会社近くのドラックストアー前から撮った空模様ですが、気温6℃と冷え込んできました。
いよいよ暖房シーズンの到来です。

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いぶし銀のような人…函館市~北斗市

2013-11-07 18:14:46 | ファース本部
いぶし銀とは、銀が酸化して表面が変色、重厚感がある独特の風合いを云うのでしょうか。
その表面を磨く事で本来の銀の煌びやかな艶と異なる独特の風合いを見せるものです。
この磨いた「いぶし銀」に同じものが二つと出来る事は絶対にないのだと云います。

ゴールド(金)は、ほとんど酸化しませんから変色も致しません。
したがって磨き上げてもあまり遜色がないのでしょう。
モノとしての価値はゴールドの方が高いのですが、装飾品としての面白さは銀(シルバー)の方が圧倒していると云えそうです。

昔の茅葺屋根の家屋は、いろりで焚いた薪の煙で燻され、さらに空雑巾で拭かれて真っ黒に黒光りしているのを目にする事があります。
茅葺屋根の萱も、柱や梁などの木材も煙に燻されると、除菌され、アリやネズミも追い出され、人の住むにはとても良好な状態となります。
保存食のように燻製状態になる訳ですから、家の耐久性が抜群に伸びる事になります。

昨今は、建材やトタン板、塗料などにも艶消しのものが多く作られています。
ツルツル、ピカピカでなく、しっとりと落ち着いた風合いが好まれるのでしょう。
朴訥で派手さが無くとも、実直で真面目な人の事を「いぶし銀」のような人と称します。

煌びやかな華やかさに欠けるものの、万人からほんのりと好かれる人柄も「いぶし銀」のような人と云えるのかも知れません。そのような仲間の工務店に社長を多く知っています。
自分も出来れば「いぶし銀」のような人物と言われるようになりたいものです。

さて、今日の午後は家庭裁判所で調停業務でしたが、帰路についた際に猛烈な雷雨に見舞われました。
会社に着くと隣の中学校への迎えの車が数珠つなぎに(写真)…
明日から急激に冷え込んでくるようですが、日毎に生徒迎えの車が多くなりそうです。

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為せばなるモノなり…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2013-11-06 18:17:43 | ファース本部
11月になって一気に日が短くなったような気が致します。
東京と北海道では20分くらいの時差があるのですが、4時ちょうどに函館空港に着いたときは既に薄暗さを感じてしまいました。冬至まで一月以上もあるのですが。
何もしなくとも時間だけは確実に流れ、その分の年齢も積み重なって行くのでしょう。

中国の古い言葉に「十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる」と言う名言が。
コツコツとことを行い積みあげて十年続ければ偉大である言うことのようです。
継続は力なりと言いますが、漠然と同じ事を続けていても決して長く続かないものです。
十年続いていると言う事は、同じように見えていても、その時々の状況に対応出来るよう、様々な工夫を施しているのでしょう。

時間の流れ、時代の流れ、そこに関わる人々も、齢を重ね、自分の身体とともに変化を。
その全ての事を包括していなければ十年の歳月、同じ事を続ける事など出来ないかも。
然るに20となれば畏敬の念で見られ、30年となれば歴史に名を残すと言う事なのでしょう。

地域に密着したまま何十年もの期間にわたり、工務店を経営している人々が多くおります。
それが何代も継承されている工務店は、まさにその地域における家づくりの歴史に名を刻んでいるのです。
地域密着で小規模でもしぶとく工務店を経営している人々は、ひたすら地味に目立たず、朴訥で実直な人々ばかりです。

住宅業界に限らず、賑々しくマスコミに登場し、その一時期を謳歌したと思えば、いつの間にか市場から消えてしまった企業が多くあります。
朴訥で実直な経営こそが歴史に名を残す経営者と為り得るのでしょう。
そのような経営者は、もとから歴史に名を残そうなどと言う野心すらなく、ひたすら地道な活動を為しており結局は、人生の勝利者になる確率が高いのだと言えそうです。

為せばなるとは、決して特別なことを行っているのではなく、地道にコツコツと行うことのようです。
さて今日も多くの方々との出会いがありました。
そして先ほど北斗市本社(写真)に帰社したところです。明日は家庭裁判所の仕事を。

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乾燥剤と調湿材との違い…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2013-11-05 20:57:38 | ファース本部
お菓子や海苔などの乾燥状態を保持するためにシリカゲルなどの乾燥剤が多く使用させています。
乾燥剤とは、一定以上なった湿気を吸い込む機能を備えています。
つまり、掴まえた湿気はその乾燥剤が抱えたままになり、そこに湿気が存在することに。
この湿気を室内が乾燥した時に放出させるようにしたモノが調湿材です。

湿気を吸って、乾燥した際に放出する機能を有するモノを調湿材と云っております。
例えば木材や木炭、活性炭なども調湿効果がありますが、そのキャパと吸着、放出速度などが大きく異なります。吸って吐いてを行えば調湿効果と云えますが、あっと言う間に吸って、直ぐに吐き出すと調湿効果の時間帯が極めて限られます。

私達が開発したファースの家は、「空気サラサラ」「健康深呼吸」「美人住宅」「美人ハウス」などのコピーを商標登録して家屋内の空気の質の違いを強調して参りました。
空気の質を向上させようとの次元ではなく、湿気を何とかしょうと思考したからです。

例えば40坪のファースの家の場合は、約100リッターの水を床下に保有します。
このシリカゲルの表面は、「水酸基」と云う原子単位のトゲトゲが無数に突き出ており、このトゲが酸素や質素より粒子の大きな空気汚染物質を吸着して、森林の中にいるような空気環境となります。
つまり水蒸気の吸う時は物理的作用によって空気を浄化するのです。

これも木材や木炭なども同じような効能はありますが、その量が極めて限られます。
換気をしなくとも空気を綺麗な状態で保持するだけのキャパを確保していますが、必要最小限の新鮮空気の導入で様々な室内の空気環境をコントロール出来るようになっています。

この家屋内の調湿と換気量はこれからの住宅設備の大きな課題となることでしょう。
さて、今日は明日午前の会合に合わせ北斗市から東京に移動しながら、シリカゲル素材の加工技術のレポートを書いておりました。写真は乾燥剤とシリカゲルです。
明日は新橋で開催の健康・省エネ住宅国民会議の幹事会に参加します。

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富士山を眺めると……七飯町~北斗市

2013-11-04 21:03:28 | ファース本部
今日は久々に大沼公園のファースの家ゲストハウスに行って来ました。
大沼公園の駒ヶ岳も好きな山なのですが、今日は雲の陰に隠れておりました。
私は函館山、駒ヶ岳などの山を見ます。
雄大さに勇気がわいて来るものです。
しかし何と言っても富士山は私にとって神の山に思えてなりません。
富士山を眺めていると心が洗われて清々しい気持ちになり、新しいアイデアが浮かんで来ます。
また近いうちに富士山からアイデアを貰いに行かなければ。
さて、今日はゲストハウスの温泉に浸って来ました。
明日は東京出張となります。


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今日は文化の日…函館市~北斗市

2013-11-03 15:46:26 | ファース本部
昭和21年に日本国憲法が公布されたことを記念してつくられたとされます。
当時は「憲法記念日」と言われていた記憶があります。
この憲法はまさに平和と文化を重視していることから「文化の日」になったのだとか。

元々5月3日が憲法公布日なのですが休日法制を制定する際、本来憲法発布は、11月1日の予定であり、いくつかの行事と重なることから11月3日になったと言われます。
当時の参議院は11月3日を憲法記念日と強く働き掛けたが、GHQが強硬に反対した経緯があるそうです。
ところが衆議院は、5月3日を憲法記念日と早々に同意したため、参議院が孤立する場面があったようです。

国会混乱を収拾するためGHQは、憲法記念日の名称を使わないようにしたどうかとの提案があり、この11月3日を「文化の日」にすることで丸く収まったとか。
憲法記念日だった文化の日は、今や文化功労者を表彰する記念日になった言えそうです。

文化とは、人間社会での人としての振る舞い、象徴的な思考、信念、社会組織に共有された価値観などを意味するそうです。
つまり人間が最も人間らしく生きるために貢献した人を文化功労者と言うことに。
文化功労とは、平和貢献功労者とも云えるのでしょう。

さて、三連休の中日ですが、今日は上棟式の後、久々に函館駅前で喫茶店を経営する、仲良しマスターと政局談話をしてきました。写真は帰り際に撮った函館山です。
雨で明けた道南の文化の日でしたが淡い晩秋の空が広がり、穏やかな時間が経過して行きます。

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週一回のファースニュースを…北斗市

2013-11-02 15:52:21 | ファース本部
私達の住宅産業は毎日のように新しい情報が飛び交います。
ファース本部は、情報を収集して分析し、対応策を思考しながら情報発信を行っています。
加えて住宅システムのバージョンアップやシステム変更など行っており、そのような情報をファースグループの皆様に発信しているのがファースニュースです。

毎週土曜日の午前中にメール配信致します。
写真は今日配信のファースニュースですが昨日、金曜日の5時〆切で記事編集と校正を行っております。
連休を挟むときもファースニュースを欠かすことはありません。
事業推進のエリア担当や研究開発室、ハウジング事業部、総務部などの面々が記事を書いております。
時折、記事が間に合わず私のところにヘルプが来ることも。

今日は消費税増税の対応策や青森県のハウスフェアー、北海道帯広市の見学会の様子を掲載しております。
この他にファース本部からは、毎月1日に加盟工務店が一般ユーザー向けに使用する「住まい通信」と、毎月10日に販売代理店向けの「販売代理店通信」を配信しております。

昨今、私達の住宅産業は、まさにバブル状態にあります。
このバブルが散ったあとの対応策を確実に行うことが必須です。
各資材メーカー、販売代理店網、全国の工務店状況などを精査しながら対応策を取りまとめますが、時々通信社のような錯覚に陥るときも…

さて、連休初日の土曜日です。北斗市は気温が低いものの穏やかな時間が流れています。
明日の日曜日は北斗市内のファースの家の上棟式を。

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赤とんぼ…北斗市

2013-11-01 18:08:38 | ファース本部
夕焼け小焼けの赤とんぼ    負われて見たのはいつの日か
山の畑のくわの実を    小篭に摘んだはまぼろしか
十五で姐やは嫁に行き    お里のたよりも絶えはてた
夕焼け小焼けの赤とんぼ    とまっている竿の先

三木露風が作詞した代表的な童謡です。
三木露風が育った兵庫県たつの市での想い出を歌詞にしたと言われます。
三木露風は、青年期に私達のファース本部がある北斗市(旧上磯町)のトラピスト修道院で教員講師を務めたそうで、その時に作品として発表したそうです。

北斗市のトラピスト修道院、アプローチロード傍の小公園に記念碑が建ててあります。
また、北斗市では午後5時ちょうどに市内全域に行き渡る時報としてこの「赤とんぼ」を放送します。
今や北斗市の市の詩になっているようです。

この歌詞は、色々な状況が想定され、解釈されて伝わっています。
「夕方に15歳でお嫁に行ったお姐さんの背中におんぶされて見た赤とんぼ」
「甘い味がした桑の実を摘んで食べたのは遠い昔だったのか」
三木露風の幼子時代は、多くの辛苦に見舞われたと云われます。

少なくとも「赤とんぼ」は、明るく楽しい状況を描写しているようではありませんが、あの山田耕作が作曲した旅情溢れるメロディーにのるといつまでも心に残る名曲です。

夕陽を浴びて必死に飛んで辿ったところが竿の先…
写真は先ほど撮った枯れた板塀に停まった赤とんぼです。
秋の深まりを感じます。
さて、11月1日は好天に恵まれてやがて来る冬の兆しをいっとき忘れかけていました。

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