今日は、用務があり函館家庭裁判所庁舎に立ち寄ってきました。
私はかつてこの裁判所に定年満期までの20年間、調停委員として登庁しておりました。
このように正面から向かうととても威厳があり、敷居の高い役所に感じてしまいます。
その中で働く、裁判官、検察官、書記官、事務官そして弁護士や我々調停員は、ごく普通の人です。
しかしこの裁判所から出頭命令でも来ると当事者は、その上ない緊張感を強いられるでしょう。
私は家事調停員であり、家庭内紛争の解決が主な内容でした。
特に夫婦間紛争調停(離婚調停)は、当事者同士が話し合って役所に離婚届を出して済まないような事情が絡み合い、それを総て解決しなければなりません。
特に子供の親権、財産分与などは、一件ごとに事情が異なりますが、家事調停を上手くやるマニュアルなど存在しません。
冒頭に「私達調停員は普通の民間人であなた方と同じ立場です」と理解を求めます。
当事者の主張を丁寧に傾聴し、受容し、双方の言い分を客観的に理解する必要があります。
その上で双方の言い分の合意点を見出します。
200件中198件が調停成立しましたが、相方の調停員とのコンビネーションは必須です。
私達の家づくりにも、お施主様、協力業者様とのコンビネーションは、とても大切ですね。
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