映画「はなれ瞽女おりん」から
斎藤という男に手を引かれ6歳の時、高田の瞽女の親方、里見という屋敷におりんは連れてこられた。
上記画像の長い板壁の家(豆腐屋・屋号は能登屋とのこと)は壊されて更地になっている。(2019年11月撮)
映画「はなれ瞽女おりん」から
この場面と最初の場面が、東本町4丁目付近で撮影されたのは、関係者から特定できていたが、細かいことはわからなかった。画像を検証すると、中に番地名(7ー19)が写り込んでいたため、特定できた。
電信柱も映画画面と同じような場所に立っていた。
映画「はなれ瞽女おりん」から 瞽女屋敷、里見家でのシーン
この家(白川呉服店)の右隣に映画撮影で使われた建物があったのだが、すでに壊され更地になっていた。(2011年撮)
2009年当時の元杉本キクエ宅。白川呉服店の近くにある(この時点、2009年では他の方が住んでいた)
瞽女、里見屋敷の場面のロケは、杉本キクエ親方が住んでいた東本町近くの家が使われたが、映画撮影の後には空き家になり壊されたらしい。その隣にあった気になる町屋が、白川呉服店というお店だったらしいが、10年ほど前に、壊されてしまった。私が上越に足運ぶようになって11年。この界隈には残したい町屋がたくさんあったが、急速にその数を減らしているのは本当に、残念である。
東本町 右端、自転車のある家が元杉本キクエ宅(2013年撮)左側奥がロケ家となった里見家があった場所
映画・「はなれ瞽女おりん」ロケ地についてはわかり次第、随時書いていくつもりです。
また、ご存知の情報がありましたら、コメント欄にてお教えください。