読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

浮世絵摺師:手仕事 伝統の技と心/VHS

2010年06月04日 19時49分09秒 | ■見る
東京映像社制作 東京都の長尾直太朗さんの手仕事です。長尾さんによれば、浮世絵は元々墨一色であったのが、次第に色が増えて行き、最後は8色程度になった。しかし、浮世絵は庶民が買い求めるものであり、1枚当たり、せいぜい16文程度でないと売れない。一方、色を増やすと、版木の枚数が増え、摺る回数も増えるので、使用する色の数が多いと職人の賃金が低くなる。それで、版元は、絵師に色の数を制限して絵を描かせたのだと . . . 本文を読む
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