読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

青いバラ

2010年10月14日 16時30分23秒 | ■読む
最相葉月著、新潮文庫刊 誠に長大な作品です。文庫本で600ページ程。しかも、密度が高い。青いバラにまつわる西欧の伝説に始まり、世界各国と日本の育種の歴史。取り分け日本の育種の歴史は、圧倒的なボリュームがあり、しかも深い。このような高密度のノンフィクションは読んだことがありません。読了するのに、半年ほども掛かりました。決して面白くない、というのではありませんが、様々な人物や事柄の後付が圧倒的に濃密 . . . 本文を読む
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