読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

落日燃ゆ

2011年04月23日 14時44分01秒 | ■読む
城山三郎著、新潮文庫刊 城山さんの作品は、若い時分に何冊か読んだ記憶があります。抑制が効いた語り口ながら男の矜持を描いていて印象に残る作家でした。本作は、誠に久し振りに読んだ城山さんの代表作群の一つです。読んでいて胸が苦しくなりました。主人公の広田広毅の端正で毅然とした生き方は、日本人の一つの理想というべきものだと思います。 ------------------------------------ . . . 本文を読む
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