読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

あかりの湖畔

2011年04月30日 23時09分45秒 | ■読む
青山七恵著、読売新聞朝刊連載 主人公の灯子は、湖の湖畔の食堂を、引退した父に代わって叔母と二人で切り盛りしています。灯子には二人の妹がいますが、引退した父は、湖のある山から下った町で働いています。何となく屈託を秘めながら、灯子は、季節の移ろいにも縁遠い感情生活を過ごしています。 冒険小説のような起承転結のはっきりした作品以外のものを中々読む気がしないので、こうした微妙で繊細なニュアンスに満ちた作品 . . . 本文を読む
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