読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

孤独について-生きるのが困難な人々へ

2011年05月24日 21時35分15秒 | ■読む
中島義道著、文春文庫刊 中島さんの著書に初めて接したのは、確か「うるさい日本の私―「音漬け社会」との果てしなき戦い」だと記憶しています。世の常識に真っ向から挑戦する主張に、半ば呆れ、半ば感心して読んだ記憶があります。それから「人生を<半分>降りる―哲学的生き方のすすめ」、「私の嫌いな10の人びと」を読んだように思います。そのいずれもが、常識に反するように見えながら、社会の約束事に適応出来ない著者の . . . 本文を読む
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