読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

陰桔梗

2011年05月18日 21時58分48秒 | ■読む
泡坂妻夫著、新潮文庫刊 泡坂さんの著作を初めて読みました。本作は11編から成る短編集で、いずれも下町の職人が登場します。下記のURLによれば、泡坂さんご本人が職人として働く傍ら小説を執筆していたとのことです。読んでいた時はそんなことは知らなかったので、職人の仕事の内容を微に入り細に入り描いており、なんとも作家とは凄いものだと感心しながら読んでいました。ところが、職人の仕事に詳しいのは当然で、逆に . . . 本文を読む
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