読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

蒼氓の大地

2011年09月24日 19時51分07秒 | ■読む
高橋幸春著、講談社文庫刊 著者は、学生時代から国を出て生きる運命を辿った人々に接する機会を得たため、独特の視点をお持ちのようです。そして、縁あってブラジルの新聞社に職を得たことから、日系移民の子孫である女性と結婚しました。その奥様が語る両親や祖父母のことや、日本の出身地でのルーツ探しを通して、本書を書くことになったのだそうです。 文庫本で440ページ程のボリュームですが、大正末期の日本各地からブラ . . . 本文を読む
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