読書三昧

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チャイナリスク ある邦銀の挑戦

2021年12月06日 09時11分43秒 | ■読む
立石康則著、小学館文庫刊本書は、三和銀行が昭和39年(1964年)当時に、香港にアジア初の支店を開業する為に準備室を開設する場面からから始まります。まだイギリスが香港を統治していた時代で、三和銀行はアメリカやヨーロッパに支店を設けていたものの、勝手が違う香港での行員達の苦闘が丹念に描かれています。 戦略的な意味を踏まえると、香港支店こそが、後に中国本土への足掛かりとして極めて重要であったとのこと . . . 本文を読む
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