読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

アマゾンに鉄道を作る 大成建設広く 電気がないから幸せだった。

2025年01月11日 05時46分59秒 | ■読む

風樹茂著、五月書房刊
ネットで調べると、アマゾンとは「ブラジルを中心に7か国にまたがる熱帯雨林」のことだそうです。
著者は20代後半に、大成建設が請け負った鉄道復旧工事の際に、通訳兼庶務担当として雇用され、ボリビアの現地で働いたそうです。
東京外国語大学でスペイン語を専攻したことから、言語力を買われて採用されたとのこと。

本書のタイトルを見て、プロジェクトX的な内容を期待して読み始めたら全く異なる内容でした。
ほとんどが一人称の回想で、当時の同僚に何十年か振りにもらった技術資料が、ほとんど生かされていないことに呆れました。
タイトルは、ほとんどの場合、編集者が決めるとのことなので、内容とそぐわないことは多々あるので仕方がありません。

その様に気を取り直して読め、現地の生活環境や文化、経済状況など、日本と全く異なることが多く、興味深く読みました。
しかしながら、一人称のスタイルが徹底していて、三人称の客観性が欠落しているように感じました。

色々な本を読んで感じる不快感と同じ匂いが少ししました。
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風樹茂
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評価は3です。

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カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2

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