風樹茂著、五月書房刊
ネットで調べると、アマゾンとは「ブラジルを中心に7か国にまたがる熱帯雨林」のことだそうです。
著者は20代後半に、大成建設が請け負った鉄道復旧工事の際に、通訳兼庶務担当として雇用され、ボリビアの現地で働いたそうです。
東京外国語大学でスペイン語を専攻したことから、言語力を買われて採用されたとのこと。
本書のタイトルを見て、プロジェクトX的な内容を期待して読み始めたら全く異なる内容でした。
ほとんどが一人称の回想で、当時の同僚に何十年か振りにもらった技術資料が、ほとんど生かされていないことに呆れました。
タイトルは、ほとんどの場合、編集者が決めるとのことなので、内容とそぐわないことは多々あるので仕方がありません。
その様に気を取り直して読め、現地の生活環境や文化、経済状況など、日本と全く異なることが多く、興味深く読みました。
しかしながら、一人称のスタイルが徹底していて、三人称の客観性が欠落しているように感じました。
色々な本を読んで感じる不快感と同じ匂いが少ししました。
----------
○風樹茂
----------
評価は3です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
〇カメラまかせ 成り行きまかせ 〇カメラまかせ 成り行きまかせその2
<iframe src="//api.weblio.jp/act/quote/v_1_0/e/?q=%3D%3E%C2%A0&type=emicro&opul=chrome-extension%3A%2F%2Foingodpdjohhkelnginmkagmkbplgema%2Foptions.html" name="weblioExtensionsFrame" width="380" height="80" frameborder="0" scrolling="no"></iframe>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます