読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

余剰の時代

2017年07月13日 18時33分15秒 | ■読む
副島さんの著作には、そこはかとない「トンでも本」の香りがして好ましい。若干ヒールの味わいのある文章も素敵です。私的には朝青龍の「どんなもんでぃ!!!」的な見得が好きなので。
人類が未だ解決できていない「余剰」への対応は、結局個人が自自衛るしか無いという結論で、巻末の10箇条を実践すべしとしています。内容に異論はありません。妥当だと思います。
本書での収穫は、アメリカの共和党の政策理念がアメリカの開拓史に根ざした独立独歩の気風に根差しており、西洋の政治思想と響き合い独自の境地を切り開いたと言うことでした。リベラルな看板を掲げた民主党のヒラリー氏がトランプ氏に敗れた理由の一端を垣間見たように思います。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/副島隆彦
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評価は4です。

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