読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

北京旅行:その06:目出度い提灯

2010年07月15日 19時05分27秒 | ■旅する
北京へ向かう機内で「ガイアの夜明け」を見ました。この番組は好きなので、機会があるとテレビでも見ています。旅客機の中で放映した内容は、日本では採算がとれない程に価格が低下しているので、海外に販路を求めるリンゴ農家とその盟友の奮闘。そして、シソの海外販売に挑戦している農家の姿を描いているものでした。
この番組で、リンゴ農家が栽培した新しい品種は大玉で、実に深みのある赤い色をしています。このリンゴを中国に売り込もうとするのですが、戦前、日本が満州を開拓した過程で、日本のリンゴと栽培技術を伝え、中国でもフジなどの品種が立派に育てられており価格も安いため、なかなか交渉がまとまりません。しかし、中国人が赤い色と提灯を好むため、ある土地で交渉がまとまりました。そして、このリンゴの名前を赤い提灯(だったかな?)という中国名にしたのだそうです。
さて、中国では、画像の通り、あちこちに提灯が飾られています。この他にも多く見かけました。宿泊した北京飯店の天井に掛けられた提灯のモニュメントは様々な色ですが、これは、故宮の建物に見られた装飾(画像最下段)に通じるものがあるように感じました。この装飾は「金」、「赤」、「青」、「緑」で構成されています。
日本で言えば東京に相当すると思うのですが、こうした装飾品以外に、ビルの上に中華風の建物が付加されていたり、瓦屋根があしらわれており、中国らしさを演出しています。日本の都市では、繁華街では日本情緒が見掛けられないのに比べ、自国の文化をかなり意識しているように感じました。

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