読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

新巨大外資銀行

2019年01月17日 20時12分18秒 | ■読む
高杉良著、小説現代連載
小説現代の2018年5月号まで連載されていた作品です。高杉さんの作品は「祖国へ、熱き心を」を読んで感動しました。それに次いで読んだ作品です。
主人公は、日本の大手銀行に勤務していましたが、バブル崩壊後の不良債権処理過程で外資に吸収され、アメリカの大手銀行で活躍するものの、同僚、上司と衝突し、アメリカの医薬品メーカーに転職している。
物語はアメリカの3.11の場面から始まります。社長の全面的な信認を得て、実力を発揮するも、同僚のねたみを買ったり、かつての勤務先で上司だった人物と対峙したりと、必ずしも順調な日常は送っていません。リーマンショックに揺れるアメリカの状況から、日本法人社長に飛ばされた主人公は、支社が本社の資金繰りを支援する策を思い立ち・・・。
状況が二転三転してどうなるのかと思っていたら、え~、という展開でした。本作は、シリーズもののようで、まだ完結していないのではないかと思います。続編が楽しみです。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/高杉良
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評価は4です。

※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2

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