読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

台湾紀行:その37:妻はアミ族?

2008年09月08日 07時37分12秒 | ■旅する
北回帰線を後にした頃は、陽も大分西に傾いて来ました。そして、目的地の花蓮に大分近づきました。何しろ400km以上の移動なので、参加者一同、疲労の色が隠せません。バスは花蓮の郊外と思しき地区に向かって狭い道を入って行きます。(先ほど、google の地図で「花蓮 花蓮阿美文化村」で検索したら見事ヒットしました。記憶の道筋と一緒で、間違いないと思います。花蓮の中心市街地から大分南に下った海岸近くです。しかし、google は凄いですね!)
程なく、「花蓮阿美文化村」に到着しました。(写真Aです)バスから、まだ大分熱い外に出ると、スクーターに乗った女性が建物の中に入って居行きました。ガイドのSさんに続いて敷地に張って行くと、珍しい像がありました。(写真のBとC。Bは酋長?)程なく、鉄骨で作ったような簡素な円形の体育館、といった趣の建物に到着。まだ客は少なく、私たちはまとまって座りました。時間とともに私たちと同じような日本人と思しき観光客や、アジア系の観光客、それから台湾国内の観光客などが次第に入って来ました。最終的には150名位で、全体の半分くらいの入場者になりました。
入場してから20分程で、「アミ族のショー」が始まりました。実は、私は期待していませんでした。建物も立派ではなく、登場すると思われる女性が、先ほどスクーターで出勤したのを見たので、腰が引けていました。しかし、最初に登場した女性一人と男性二人の堂々として振る舞いや、しっかりしたあいさつ(中国語と日本語でした)で少し感じが変わりました。(写真Dです)まもなく、女性が歌い、男性が棒で床を叩きリズムを刻み始めました。マイクを通した女性の声は大変甲高く力強いものでした。まもなく、若い男性のグループと女性のグループが交代で出て来て踊り始めました。(写真E)非常に激しい踊りで、出る度に衣装が替わります。色とりどりで美しいものでした。女性の衣装は赤、黄、青、それに白です。以前NHKが制作し、スタジオ・ジブリがビデオにした「人間は何を食べてきたか」という中の、中国南部のベトナムに近い地方の人たちの衣装に似ていました。非常に美しく、踊りも洗練されていて、次第に引き込まれました。1時間程のショーでしたが、やはり、自分の地域の文化は大事にすべきだと感じました。
ちなみに、妻は、アミ族の女性に似ているように思います。

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