読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

そば家 和味(なごみ)

2009年02月03日 19時56分29秒 | ■味わう
何ヶ月か前、テレビ番組「人生の楽園」で登場した夫婦が営む蕎麦屋に行きました。ホームページは下記の通り。
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URL => http://sobaya-nagomi.net/index.html
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十割蕎麦の本格的な手打ちなので値段も高めです。私は「せいろ」の大盛りと「豆腐の味噌漬け」を、妻は「旬の野菜の天ぷら付せいろ」を食べました。
10年位前に、仕事で「そば」をテーマにした講演会を企画しましたが、その折、県内の有名店のご主人に講師をお願いしました。依頼の際に、その店の蕎麦を食しました。格式の高い店には大盛りがメニューにないので、そうした場合「ざる2枚」と頼むと聞いていたので頼むましたが、一枚で1000円以上であったと思います。食してみると、ネギはあくまで細く刻んであり、辛み大根をおろしたものがワサビの代わりに出てきました。正直、食後感は、「何か落ち着かねーなぁ」でした。私には品が良すぎるのです。しかし、店構えに始まり、器、食材に至まで、隙がないよーな感じがしました。
さて、和味です。十割蕎麦はかなりの高度な技術が必要とのこと。しかも、300円プラスで大盛りのメニューもあり、良心的。出てきた蕎麦を見ると、つやつやとしており、ほんのり透明感が。そして、切り口が立っているのでした。そしてネギと辛み大根のおろしが添えてあるではないですかぁ。これはかなり本物です。残念ながら、私は大盛りの田舎蕎麦と、こうした高級な蕎麦との比較になると、コストパフォーマンスを考えてしまうので、食後の物足りなさは否めませんでしたが、脱サラで安易に取り組んでいるのではない、ということ位は分かりました。一度食する価値があると思います。
ところで、「豆腐の味噌漬け」は、成る程、「味噌付け豆腐」で味噌の味がしましたが、かなりねっとりとしており、添えられたプレーン・ビスケット(? 白くてごく薄い長方形で、味のないヤツです)に載せて食べました。また、野菜の天ぷらに「林檎」の6つ切りしたものが揚げてあったのですが、成る程、ってな感じでした。写真は、食い意地が張っているので食べ始めてから撮ったのもです。
最後に、初めて見たデンプンから作った爪楊枝も紹介します。地球環境に優しので使っているとのこと。知ってました?

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