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1981年(昭和56年)公開の日本映画です。原作は宮本輝の同名小説です。舞台は昭和30年代の大阪。高度経済成長期に差し掛かった頃で、まだ戦後を引きずっている時代です。どぶ泥の川沿いで食堂を営む夫婦と一人息子。この一人息子の信雄が主人公です。日々の生活に追われながらも精一杯毎日を暮らす善良な両親。けれどどこか陰がある。信雄はある日喜一という少年と出会い友達になります。喜一はお店の反対岸に舫ってる船に住んでおり、母親と姉との三人暮らし。これも訳ありの様子。
戦後の日本が辿った貧しい時代に、様々な事情を抱えて精一杯生きていた人達の姿と暖かさ、そして少年が知る悲しみを見事に描いていて秀逸です。私は、橋爪功さんの見事な朗読でも味わいましたが、原作にかなり忠実であると思います。
出演者は、田村高廣さん、藤田弓子さん、加賀まりこさん、蟹江敬三さん、殿山泰司さん、芦屋雁之助さんなど、芸達者な方々ですが、特に田村高廣さんの演技には圧倒されました。見事な秀作で、橋爪功さんの朗読と合わせて味わうことをお勧めします。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/泥の河
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評価は5です。
戦後の日本が辿った貧しい時代に、様々な事情を抱えて精一杯生きていた人達の姿と暖かさ、そして少年が知る悲しみを見事に描いていて秀逸です。私は、橋爪功さんの見事な朗読でも味わいましたが、原作にかなり忠実であると思います。
出演者は、田村高廣さん、藤田弓子さん、加賀まりこさん、蟹江敬三さん、殿山泰司さん、芦屋雁之助さんなど、芸達者な方々ですが、特に田村高廣さんの演技には圧倒されました。見事な秀作で、橋爪功さんの朗読と合わせて味わうことをお勧めします。
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