大朏博善(おおつきひろよし)著、新潮文庫刊
本書は、新幹線のぞみがデビューした2年半後に出版したようで、現在では、幾つかの技術革新があると思いますが、新幹線が1964年に開業して以来の大きな技術革新となった新幹線のぞみの開発の物語です。
著者は1945年(昭和20年)、東京生まれ。早稲田大学理工学部を中退し、科学・技術・医学分野を中心とする科学ジャーナリストとして活躍しているそうです。
解説によれば、無名であった立花隆さんが、田中角栄さんを取材するのに、優秀なスタッフを探していた時に、たまたま縁あってスタッフとなり、修行をしたのが、その後のライターとしての活動に大きな力となっているとのことです。
そうとは知らず読んでいましたが、非常に分かり易く解説しており無駄が無く、全体の構成が良くできています。専門的な話しを的確に、分かり易く説明するだけでも大変ですが、複雑な開発の経緯を無駄なく、しかも開発者の思いを盛り込みながら紹介している力量に感服しました。そのせいか、あっという間に読了してしまいました。
評価は4です。
本書は、新幹線のぞみがデビューした2年半後に出版したようで、現在では、幾つかの技術革新があると思いますが、新幹線が1964年に開業して以来の大きな技術革新となった新幹線のぞみの開発の物語です。
著者は1945年(昭和20年)、東京生まれ。早稲田大学理工学部を中退し、科学・技術・医学分野を中心とする科学ジャーナリストとして活躍しているそうです。
解説によれば、無名であった立花隆さんが、田中角栄さんを取材するのに、優秀なスタッフを探していた時に、たまたま縁あってスタッフとなり、修行をしたのが、その後のライターとしての活動に大きな力となっているとのことです。
そうとは知らず読んでいましたが、非常に分かり易く解説しており無駄が無く、全体の構成が良くできています。専門的な話しを的確に、分かり易く説明するだけでも大変ですが、複雑な開発の経緯を無駄なく、しかも開発者の思いを盛り込みながら紹介している力量に感服しました。そのせいか、あっという間に読了してしまいました。
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