小澤典代文、森隆志写真、新潮社とんぼの本刊
柳宗悦の作った日本民藝館には、韓国のものも展示されていました。朝鮮時代の磁器や木工製品など、簡素で気品のあるたたずまいが印象的でした。その一方、観光みやげなどで目にする韓国の土産品の独特の色使いに馴染めない感じがしました。
本書は、韓国の現代に伝わる伝統的な産品を衣(八種)、食(7種)、住(九種)、祈りと祀り(五種)を取り上げています。その多くは、かつて日本に伝わった技術であることが窺えます。また、簡素で繊細な作りは、日本の工芸品にも通じるものがあります。かつて、多くの工人が日本に渡来し、様々な技術を日本にもたらした歴史を考えれば自然なことです。その一方で、やはり韓国独特のもの、日本に独特なものもあり、そこに文化の多様性を感じます。
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URL => http://www.shinchosha.co.jp/book/602201/
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評価は4です。
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柳宗悦の作った日本民藝館には、韓国のものも展示されていました。朝鮮時代の磁器や木工製品など、簡素で気品のあるたたずまいが印象的でした。その一方、観光みやげなどで目にする韓国の土産品の独特の色使いに馴染めない感じがしました。
本書は、韓国の現代に伝わる伝統的な産品を衣(八種)、食(7種)、住(九種)、祈りと祀り(五種)を取り上げています。その多くは、かつて日本に伝わった技術であることが窺えます。また、簡素で繊細な作りは、日本の工芸品にも通じるものがあります。かつて、多くの工人が日本に渡来し、様々な技術を日本にもたらした歴史を考えれば自然なことです。その一方で、やはり韓国独特のもの、日本に独特なものもあり、そこに文化の多様性を感じます。
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