のりこえねっと編、七つ森書館刊
右翼の街宣車の街宣は、強い圧迫感を感じます。内容ではなく語調に圧倒されそうになります。ほとんど暴力的な威力を感じます。ところが、最近、本書で問題とされているヘイトスピーチという、新しいタイプの強烈な主張形態が生まれたようで、本書は、その実態と背景を述べ、対抗すべく立ち上げた「のりこえねっと」の活動を紹介してます。
内容は、のりこえねっとの共同代表の方々が、それぞれの立場から述べた短い文章を掲載していますが、その他、上野千鶴子さん、辛淑玉さん、北原みのりさんの3人による対談に加え、最後に前田さんの法的な側面の解説、中沢けいさんの言論人としての視点からの問題提起、香山リカさんの精神医学面からの分析が収録されたいますが、私は、中沢けいさんの文章に最も説得力を感じました。世の中が少しずつずれて不気味な世界になりつつある薄気味の悪さに共感を覚えました。
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URL => http://www.norikoenet.org/declaration.html
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評価は4です。
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右翼の街宣車の街宣は、強い圧迫感を感じます。内容ではなく語調に圧倒されそうになります。ほとんど暴力的な威力を感じます。ところが、最近、本書で問題とされているヘイトスピーチという、新しいタイプの強烈な主張形態が生まれたようで、本書は、その実態と背景を述べ、対抗すべく立ち上げた「のりこえねっと」の活動を紹介してます。
内容は、のりこえねっとの共同代表の方々が、それぞれの立場から述べた短い文章を掲載していますが、その他、上野千鶴子さん、辛淑玉さん、北原みのりさんの3人による対談に加え、最後に前田さんの法的な側面の解説、中沢けいさんの言論人としての視点からの問題提起、香山リカさんの精神医学面からの分析が収録されたいますが、私は、中沢けいさんの文章に最も説得力を感じました。世の中が少しずつずれて不気味な世界になりつつある薄気味の悪さに共感を覚えました。
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