
宇田賢吉著、中公新書刊
著者の経歴を見ると、1940年生まれで、国鉄に運転手として勤務され、JRへ移行後も西日本旅客鉄道に在籍し、2000年に定年退職されたようです。下記のURLを少しだけ拝見しました。(後で良く見たいと思います。)トップページを見ると、著書の他に、近況のブログ、写真展、旅行記など、電車や汽車を起点として、多彩な世界をお持ちのようです。
本書は、電車の構造や仕組みと詳細な運用法を紹介しつつ、運行システムや課題も述べていますが、順序立っており分かり易い。著者が日々の業務に埋没しないで、研究と研鑽を積まれた足跡を感じる良書です。
本書で、安全運行を最優先した堅固なシステムと、その実現の為の試行錯誤の積み重ねを知ることが出来ました。知り合いがバスの運転をしており、運転業務に対する真摯な姿勢に感銘を受けたことがありますが、他の業務と異なり、少しのミスが人命に関わるため、どれほどの注意と労力が積み重ねられていると感じました。
現役の人々へのエールがが随所に感じられ、職業人としての矜恃を崩さず持ち続けた著者に感動し、人知れず日々社会を支える人々に感謝の念を感じました。一読をお勧めします。
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URL => http://870000km.la.coocan.jp/
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを始めました => カメラまかせ 成り行きまかせ
著者の経歴を見ると、1940年生まれで、国鉄に運転手として勤務され、JRへ移行後も西日本旅客鉄道に在籍し、2000年に定年退職されたようです。下記のURLを少しだけ拝見しました。(後で良く見たいと思います。)トップページを見ると、著書の他に、近況のブログ、写真展、旅行記など、電車や汽車を起点として、多彩な世界をお持ちのようです。
本書は、電車の構造や仕組みと詳細な運用法を紹介しつつ、運行システムや課題も述べていますが、順序立っており分かり易い。著者が日々の業務に埋没しないで、研究と研鑽を積まれた足跡を感じる良書です。
本書で、安全運行を最優先した堅固なシステムと、その実現の為の試行錯誤の積み重ねを知ることが出来ました。知り合いがバスの運転をしており、運転業務に対する真摯な姿勢に感銘を受けたことがありますが、他の業務と異なり、少しのミスが人命に関わるため、どれほどの注意と労力が積み重ねられていると感じました。
現役の人々へのエールがが随所に感じられ、職業人としての矜恃を崩さず持ち続けた著者に感動し、人知れず日々社会を支える人々に感謝の念を感じました。一読をお勧めします。
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