3日目の朝は、7時50分にホテルを出発しました。当然、円山大飯店はその後に回ります。その日は、ガイドのSさんが昨日の、恵比寿大黒をあしらったチョーカーではなく、変わった天然石をペンダントにしたものを身に付けていて、何となく目立ちました。(何しろ私たち夫婦は、一番前の席に座っていたので、よく見えたのでした。)
全員の乗車が済むとお約束の忘れ物の確認と、今日の大まかな日程の説明がありましたが、その後、気になっていた天然石のネックレスの説明が始まりました。Sさんによれば、「このネックレスの石は、日本の玉川温泉と同じマイナスイオンの効果があり、大変健康に良い。これから行くデューティー・フリー・ショップ(DFS)で格安で売っている。私の姪が働いており間違いない」との売り込みでした。実は妻は、こうしたいかがわしい話にきわめて弱い頭脳の持ち主です。(「悪い」のではなく「傾向」です)目が輝いていました。更に話は続きます。「そもそもこの石は、日本の○○博士によって発見されたもので、現在では掘削採取は禁止されている、極めて貴重な品である。石は一つ一つマイナスイオンを発生する力が違い、それぞれを機械で測れるようになっている。店に言ったら、ぜひ見せてもらうと良い。」とのセールストーク。
DHSに到着する前から、妻は「どう思う?」を私に探りを入れてきました。私は、妻との付き合いがほぼ30年であるので、これは、魚で言えば『入れ食い』の状態と判断し、「いいんじゃないの」を返事しました。(つまり、勝手にしてよ、ということです)到着すると、妻はまっしぐらに、その謎の石の売り場に直行し、直にいすに座り込みました。これは、もう買う体制に入ったと判断し、私は他のものを適当に見ながらぶらついていると、妻が、やや興奮した赤みの差した表情で、お金が足りないので、私のカードで買ってくれと言うようなことを言ったので、そうしました。日本円で12,000円程で、思った程ではないな、と一安心。早めに店を出て撮ったモニュメントが写真のもの。鯉が龍に変身しつつ空へ飛び立つところでしょうか。
と、妻が私に紙包みを、にっここりしながら渡しました。「えっ?」中身を見ると白と黒の玉の数珠です。「何だぁ~こりゃ~」と聞くと、先ほどのカードで払ったのはこの品物で、妻の買い求めたものは別だったのだそうです。妻のものは、中々に面構えの素敵な(つまり効能がありそうな)石のペンダントで、30,000円であったそうです。私は数珠はいらなかったので、「使わないよ」とむくれると、「きっと効くよー!」と、なだめに掛かります。まぁ、妻の分は、日頃のご愛顧を感謝すれば、なんてことはないのですが、私はこうしたことは全く信じないことは妻も良く理解しているのです。自分のペンダントの値段を気にして、私を共犯にしてしまおう、との魂胆でした。(そうに違いない!)
結局、帰国後、この数珠は長女が愛用しております。彼女は数珠を手首にした途端「身体がぽかぽかした!」と感動してくれたので、まぁ良かった(かな?)
全員の乗車が済むとお約束の忘れ物の確認と、今日の大まかな日程の説明がありましたが、その後、気になっていた天然石のネックレスの説明が始まりました。Sさんによれば、「このネックレスの石は、日本の玉川温泉と同じマイナスイオンの効果があり、大変健康に良い。これから行くデューティー・フリー・ショップ(DFS)で格安で売っている。私の姪が働いており間違いない」との売り込みでした。実は妻は、こうしたいかがわしい話にきわめて弱い頭脳の持ち主です。(「悪い」のではなく「傾向」です)目が輝いていました。更に話は続きます。「そもそもこの石は、日本の○○博士によって発見されたもので、現在では掘削採取は禁止されている、極めて貴重な品である。石は一つ一つマイナスイオンを発生する力が違い、それぞれを機械で測れるようになっている。店に言ったら、ぜひ見せてもらうと良い。」とのセールストーク。
DHSに到着する前から、妻は「どう思う?」を私に探りを入れてきました。私は、妻との付き合いがほぼ30年であるので、これは、魚で言えば『入れ食い』の状態と判断し、「いいんじゃないの」を返事しました。(つまり、勝手にしてよ、ということです)到着すると、妻はまっしぐらに、その謎の石の売り場に直行し、直にいすに座り込みました。これは、もう買う体制に入ったと判断し、私は他のものを適当に見ながらぶらついていると、妻が、やや興奮した赤みの差した表情で、お金が足りないので、私のカードで買ってくれと言うようなことを言ったので、そうしました。日本円で12,000円程で、思った程ではないな、と一安心。早めに店を出て撮ったモニュメントが写真のもの。鯉が龍に変身しつつ空へ飛び立つところでしょうか。
と、妻が私に紙包みを、にっここりしながら渡しました。「えっ?」中身を見ると白と黒の玉の数珠です。「何だぁ~こりゃ~」と聞くと、先ほどのカードで払ったのはこの品物で、妻の買い求めたものは別だったのだそうです。妻のものは、中々に面構えの素敵な(つまり効能がありそうな)石のペンダントで、30,000円であったそうです。私は数珠はいらなかったので、「使わないよ」とむくれると、「きっと効くよー!」と、なだめに掛かります。まぁ、妻の分は、日頃のご愛顧を感謝すれば、なんてことはないのですが、私はこうしたことは全く信じないことは妻も良く理解しているのです。自分のペンダントの値段を気にして、私を共犯にしてしまおう、との魂胆でした。(そうに違いない!)
結局、帰国後、この数珠は長女が愛用しております。彼女は数珠を手首にした途端「身体がぽかぽかした!」と感動してくれたので、まぁ良かった(かな?)
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