ジョン・ル・カレ著、早川書房刊
本作には本当に手こずりました。実は読み終えるまでに、ほぼ3ヶ月程掛かりました。なにせ面白くないのです。スマイリーシリーズとして名高いので、読み進んで行く間に面白くなるに違いない、と信じて読みましたが、さっぱり面白くならないのでした。「マラソンマン」などは、1/3ぐらいから俄然面白くなりました。冒頭から訳の分からない、つまらない場面の連続でしたが、ある一瞬から、すべての要素が関連性を持ち、俄然面白くなったのですが・・。本作が退屈であった理由は読み終えて解説を読んで分かりました。
それは、本作がシリーズの最終作品で、すべてが、回想の場面であるため、それぞれが何の関係もないのでした。読んでいる私は、それぞれのエピソードが、途中でつなぎ合わさり、その瞬間からスリリングな展開を見せ始めるはずだと考えていたので、面白くなるはずが無かったのでした。むしろ、一つひとつのエピソードを個別に味わうのが、本作品の正しい読み方であったのでした。恐らくシリーズを順に読んでいれば、こうした間違った読み方はしなかったに違いありません。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・ル・カレ
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そんな訳で、私の特殊事情により
評価は3です。
本作には本当に手こずりました。実は読み終えるまでに、ほぼ3ヶ月程掛かりました。なにせ面白くないのです。スマイリーシリーズとして名高いので、読み進んで行く間に面白くなるに違いない、と信じて読みましたが、さっぱり面白くならないのでした。「マラソンマン」などは、1/3ぐらいから俄然面白くなりました。冒頭から訳の分からない、つまらない場面の連続でしたが、ある一瞬から、すべての要素が関連性を持ち、俄然面白くなったのですが・・。本作が退屈であった理由は読み終えて解説を読んで分かりました。
それは、本作がシリーズの最終作品で、すべてが、回想の場面であるため、それぞれが何の関係もないのでした。読んでいる私は、それぞれのエピソードが、途中でつなぎ合わさり、その瞬間からスリリングな展開を見せ始めるはずだと考えていたので、面白くなるはずが無かったのでした。むしろ、一つひとつのエピソードを個別に味わうのが、本作品の正しい読み方であったのでした。恐らくシリーズを順に読んでいれば、こうした間違った読み方はしなかったに違いありません。
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