飯田鉄著、日本カメラ社刊
本書は日本カメラ誌に連載された記事を中心としたものが収録されています。1993-1997年の期間とのことで、20年前の時点で販売されていた、あるいはその時点で過去に販売されていたレンズを取り上げています。それらのレンズにまつわるエッセー風の導入部、関連知識、レンズ性能の特徴と製品の写真、レンズ構成、作例を3ページ程度でまとめています。
現在では高性能のコンピュータによって計算し、詳細に検討した上で作り上げているそうですが、本書で登場するほとんどのレンズはコンピュータを使えなかった状況で開発されたようです。
ボケとか収差など、普段見掛ける用語を、本書では少し違った意味合いで受け取りました。レンズの個性を生かした撮影があるとう言うことでしょうか。登場するすべての構成が示されており、びっくりするほど構成レンズの枚数が少ない望遠レンズもありました。
今日では当たり前になっているレンズ中央部のレンズ群が、焦点距離によって最適な位置に動くことが、コンピュータの計算力によって実現したそうです。それにしても、レンズ沼の広大さに目眩がしました。
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URL => http://dc.watch.impress.co.jp/cda/exib/2007/09/19/7057.html
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2
本書は日本カメラ誌に連載された記事を中心としたものが収録されています。1993-1997年の期間とのことで、20年前の時点で販売されていた、あるいはその時点で過去に販売されていたレンズを取り上げています。それらのレンズにまつわるエッセー風の導入部、関連知識、レンズ性能の特徴と製品の写真、レンズ構成、作例を3ページ程度でまとめています。
現在では高性能のコンピュータによって計算し、詳細に検討した上で作り上げているそうですが、本書で登場するほとんどのレンズはコンピュータを使えなかった状況で開発されたようです。
ボケとか収差など、普段見掛ける用語を、本書では少し違った意味合いで受け取りました。レンズの個性を生かした撮影があるとう言うことでしょうか。登場するすべての構成が示されており、びっくりするほど構成レンズの枚数が少ない望遠レンズもありました。
今日では当たり前になっているレンズ中央部のレンズ群が、焦点距離によって最適な位置に動くことが、コンピュータの計算力によって実現したそうです。それにしても、レンズ沼の広大さに目眩がしました。
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URL => http://dc.watch.impress.co.jp/cda/exib/2007/09/19/7057.html
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