読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

トルコ雑感:No07:エフェソス遺跡

2014年11月19日 20時02分29秒 | ■旅する
二つ目の観光はエフェソス遺跡でした。トロイがしょぼかったので少し不安がありました。トロイからアイワルクの宿までの150kmに加え、宿からエフェソスまでが250kmで合計400kmものバスでの移動で、遺跡に着く頃には、特徴のある大理石の風化した物体が少し見えて期待感を盛り上げました。「おぉ~~!!」もうすぐだ!
エフェソスはエーゲ海に面した地の利(画像:A)によって港湾都市として栄えたとのことです。施設の入口から200m程進むと、坂の下に遺跡群が見え始めました。(画像:B)正面奥に見えているのが、世界三大図書館の一つ、エフェソスのセルシウス図書館です。(画像:Iが近景)
遺跡群の中には発掘された数々の石材が散在しています。(画像:C~E、H)いずれも大理石だと思いますが、画像:Eのように欠けた部分をコンクリートで補充したり、画像:Fのように、復元作業が行われていました。この画像で分かる通り、石のアーチはアーチ状の木枠を作っておいて、その上にアーチ部材を載せています。また、別の場所で、アーチ構造が復元されていました(画像:K)が、人間の知恵の深さに感動です。画像:Cの像や画像:Hの碑文を見て感動がジーンと胸にこみ上げてきました。来て良かった。
入口方面から真っ直ぐ進んで突き当たったのが画像:Iの図書館ですが、時間が少なくじっくり見られませんでした。道はそこから右に折れ、しばらく発掘された部材の間を進むと立派なスタジアムが右手にありました。(画像:M)そしてその斜め前には、発掘された様々な部材が分類され保管されています。(画像:L)画像:Gは、水洗トイレだそうで、大理石の立派な便座でありました。
見学時間が2時間程度でしたが、詳しく見れば半日は必要であったと思います。ガイドの説明もごく概略でしたが、事前にガイドブックで詳しく調べておくべきだったと反省しました。しかし、古代に栄えた都市の往古の姿を想像しながらの観光は見応え十分でした。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/エフェソス
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