北村薫著、文藝春秋刊
戦前の日本の上流階級に育った女学生の英子が主人公です。3つの謎解きから構成される推理小説です。私は推理小説は好みませんので、謎解きに関しては、へぇー、という感じでしたが、本書に登場する類型的ながら魅力的な人物達に心惹かれました。
この間読了した中島京子さんの「小さいおうち」もそうでしたが、戦前の日本の様子をよく調べて舞台を作り上げています。作家というのは本当に凄いと思いました。また、本作の登場する「謎」や謎にまつわる事柄は、作者が調べた中で発見した事実を生かしているとのことです。
ミステリーについてはさっぱり面白いと思いませんでしたが、人物造形や引用されている言葉に感銘を受けました。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/北村薫
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評価は4です。
戦前の日本の上流階級に育った女学生の英子が主人公です。3つの謎解きから構成される推理小説です。私は推理小説は好みませんので、謎解きに関しては、へぇー、という感じでしたが、本書に登場する類型的ながら魅力的な人物達に心惹かれました。
この間読了した中島京子さんの「小さいおうち」もそうでしたが、戦前の日本の様子をよく調べて舞台を作り上げています。作家というのは本当に凄いと思いました。また、本作の登場する「謎」や謎にまつわる事柄は、作者が調べた中で発見した事実を生かしているとのことです。
ミステリーについてはさっぱり面白いと思いませんでしたが、人物造形や引用されている言葉に感銘を受けました。
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