読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

音楽が心を満たしていた

2008年04月14日 22時00分49秒 | ■聴く
電蓄からの音楽に目覚めてから、やがて中学校へ。当時は、土曜日に学校があり、午後から休み。部活に入っていなかったので、急いで家に帰り、大橋巨泉さんと星加留美子さん(こんな字だったかな?)のテレビ番組(?良く覚えていませんが)を見ました。
当時、歌謡曲のヒット番組は数多くあったのですが、洋楽が対象の番組はこれだけだったと思います。大橋巨泉さんは、なんでこんなオッサンが・・・、と思い、星加さんは不細工だけど英語が話せそうなお姉さん、という感じ。
ませた同級生の女の子に誘われ、彼女の家に行くとは、テレビから流れる洋楽のヒット曲に合わせて女の子達3人が踊っているのには、(身体はともかく精神的に奥手な私は)すっかりびびり、「こいつら不良だ!」と心で叫んでいました。(その時限り、その子の家には行きませんでした・・・。)
日曜の(確か)10時からは、小林克也さんと湯川礼子さんのラジオ番組が楽しみでした。本当になつかしい。流ちょうな英語で歌い手と曲名をアナウンスするのは、小林さんが初めてでしょう。それから湯川さんの落ち着いたアルトで知的な曲紹介は、女性の低音アナウンスのはしりだったのでは・・・?
ビートルズの「バック・イン・ザ・USSR」、ローリング・ストーンズの「ペインテッド・ブラック」、アンディー・ウィリアムスの「ムーン・リバー」、サイモンとガーファンクルの「ミセスロビンソン」。中学3年の時にアポロによる月着陸の時は、サイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」。
でも高校に進学すると、ませた同級生がたくさん居て、世界が広まりました。吉田拓郎の「イメージの歌」。思春期の少年にとって、あんなにも心のカオスを表現した歌に出会えたことは一生の財産でした。今でも全部歌えますよ。
それから、岡林信康の「友よ」、赤い鳥の「翼をください」。学園祭で先輩の綺麗なお姉さん二人と格好良い男の三人組が歌ったPPMの「天使のハンマー」。大学時代は井上陽水の「氷の世界」、荒井由美の「ベルベット・イースター」、エルトン・ジョンの「フレンズ」、クィーンの「オペラ座の夜」。思い出すと涙が出そうです。あの頃の私の精神世界は、3割位が音楽だったような気がします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いつの間にか | トップ | MacBook Air »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■聴く」カテゴリの最新記事