読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

電線一本で世界を救う

2018年04月07日 19時32分54秒 | ■読む
山下博著、集英社新書刊
以前読んだオーディオ評論家の本でケーブルによって音が劇的に変わる、という話に触れ目が点になりました。半信半疑。いずれにしても私の耳では聞き分けられそうにありませんから真偽を確認しようがありません。友人が、似た経験を熱心に語っており、本書を手に取りました。地方のオーディをショップを経営しながら色々と研究して出会ったのがケーブルの問題。研究する内に銀製のケーブルに辿り着き、製品化の研究を進めた。副次的に車のエンジンの燃焼効率を向上させる方法も発見し、業界に売り込んだり、特許を取得しようと奮闘したが、なかなか思いが叶わない。
そうした著者の経験と原理を順序よく、丁寧に、分かり易く説明しています。車の燃費を向上させるケーブルは、大分前に知人に購入を勧められましたが、信じることが出来ずに断りました。ケーブルで音が変わるのも程度問題だろうと思っていましたが、本書を読んで、少しだけ「そうかもしれない・・・」と思いました。もっとも、耳が悪いので、ケーブルにお金を掛ける気にはなりません。件の友人に本書をあげるようと連絡したら、興味津々です。
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URL => http://www.kyoto-buhin.com/?pid=51698572
     http://www.audiolabo.co.jp/
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評価は4です。

※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2

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