読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド/DVD

2011年09月15日 20時04分54秒 | ■見る
2007年公開のアメリカ映画です。20世紀初頭のアメリカの西部で、一人、深い縦穴を掘っている男がいます。苦労の果てに金鉱脈を発見しますが、事故で足を骨折してしまいますが、何とか竪穴から脱出します。
次の場面では、穴を掘っている男たちの場面。やがて、四角い井戸の様な穴の底から黒い液体がにじみ出てきますが、これは石油のようです。そして、直後に事故となる。
次は、子連れの男が、石油を掘るために、出資を説得している場面に移ります。掘るための土地求めて言葉巧みに地主達を説得します。そうした数々の苦労の末、ある切っ掛けにより、男は大きな油田を掘り当て成功します。しかし、その際に息子が事故で耳が聞こえなくなり、また、地元の怪しげな牧師によってさんざんな目にあります。
そんな折、男の腹違いの弟だと名乗る男が訪ねてきます。一緒に仕事を始めますが、結局、その男が成り済ましであることが分かり・・・。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
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非常に緊張感に溢れた映画で、アメリカ映画でありながら、人の業を考えさせる映画です。特に音楽が秀逸でした。日本映画にありがちな押しつけがましさなど皆無で、視聴者に訴えたいことを、非常に深いレベルで抽象化した音楽で伝えています。そして、何よりも主人公の孤独を見事に演じダニエル・デイ=ルイスが素晴らしい。久々に良い映画を観た気がしました。
評価は5です。

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