読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

砂糖の世界史

2014年05月17日 19時45分07秒 | ■読む
川北稔著、岩波ジュニア新書刊
砂糖の製法がコーヒーやお茶、チョコレートと同様に世界に伝わった経緯に始まり、それがやがて西欧の近代化の中で、世界商品として成長する。そして、アフリカから奴隷を得て、カリブ海の島々で大規模な砂糖製造のためのサトウキビのプランテーション開発に至った経緯。特にイギリスにおいて貴重品であったお茶(紅茶)と砂糖が、上流階級のステータスシンボルとして広まり、やがて庶民まで、その習慣が定着したこと。などなどが立体的、横断的に描かれています。元々中学生や高校生を対象として書かれているので大変に分かり易い良書です。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/川北稔
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評価は4です。

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