テルマ

大学に留学したテルマは、厳格で信仰に篤い両親の元で育った為か、周囲の学生達となかなか馴染め来様子です。
両親から頻繁に電話があり、テルマは両親と距離を置きたい様子です。

ある日、図書館で勉強していると、外の鳥達が騒がしくなり、テルマは突然、てんかんを起こします。
病院で診察を受けますが、肉体的な原因ではなく、心理的なものではないかとの事でした。
そして、担当医師との会話から、死んだはずの祖母が生きていることを知ります。

何故、両親は祖母の生存を隠していたのか。
不審に感じたテルマは祖母を訪ねますが・・・。

静かな映像と効果的な音楽で、不気味な謎解きの扉が一つひとつ開いて行きます。

物語の進行と共に、冒頭の不可解な場面が、次第に重みを増していきます。
果たして、結末は・・・。
ホラーは好みではありませんが、緊張感があり、家族の絆や信仰に直面せざるを得ない人の描き方に好感を持ちました。
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○テルマ 　○テルマ
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評価は４です。

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