高木徹著、文春文庫刊
「戦争広告代理店」に続いて読んだ高木さんの著作です。前著の凄さに圧倒されましたが、本書も凄い。著者の思念の深さと確かさが、膨大な情報や知識を通して目の前で起きていることの解釈を作り上げているのだと思います。同じものを見ていても、どのように解釈するかは、その人の経験や価値観、世界観で全く異なるはずです。一方、日常のニュース報道に接して感じることが似通ってしまうのは、私達の受け身の姿勢に加え、報道側の取り上げ方に大きく左右されるのでしょう。本書は、そうした予防線を張って読み進めても、著者の分析の確かさに感動します。当時のニュース報道を思い起こしても、大した知識を持たなかったので、本書で示されたような状況を想像することも出来ませんでした。今現在報道されているイスラム国を巡る情勢が知りたくなりました。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/高木徹
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評価は5です。
※壁紙専用の別ブログを始めました => カメラまかせ 成り行きまかせ
「戦争広告代理店」に続いて読んだ高木さんの著作です。前著の凄さに圧倒されましたが、本書も凄い。著者の思念の深さと確かさが、膨大な情報や知識を通して目の前で起きていることの解釈を作り上げているのだと思います。同じものを見ていても、どのように解釈するかは、その人の経験や価値観、世界観で全く異なるはずです。一方、日常のニュース報道に接して感じることが似通ってしまうのは、私達の受け身の姿勢に加え、報道側の取り上げ方に大きく左右されるのでしょう。本書は、そうした予防線を張って読み進めても、著者の分析の確かさに感動します。当時のニュース報道を思い起こしても、大した知識を持たなかったので、本書で示されたような状況を想像することも出来ませんでした。今現在報道されているイスラム国を巡る情勢が知りたくなりました。
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