健康寿命を伸ばす為に、近年節酒に努め、この半年は大体飲まないようになりました。晩酌の楽しみが減りましたが、飲むと食欲が増すこと、アルコールに強くないのに好きである最悪の体質であるため(伯父さん二人が酒を飲んでいる最中に脳溢血で召天した)、止む無く止めました。元々甘い物も好きであったことから、最近ではつい、菓子類に手が伸びてしまいます。そんな毎日に欠かせないのが「麦ふぁ~」です。気が付いたら、随分昔 . . . 本文を読む
真壁昭夫著、祥伝社刊
中国が主導するAIIBに関する報道を聞いていて、アメリカと日本が加わらないまま、英国、ドイツ、フランスなどが雪崩を打って参加したことに驚きました。計画の概略を新聞報道で知っているものの、今後の経済発展の中長期的な影響力は計り知れないのではないか。それなのに何故日本はアメリカに追従するのかを知りたいと思い本書を手に取りました。
本書の著者は経営学者だそうで、信州経済大学で教師を . . . 本文を読む
2015年日本公開のアメリカのSF映画です。正統派のSF映画という感じで、私の好みのど真ん中です。原作小説に倣って、映画も三部作の予定だそうで、このDVDには、第2作目の予告が収録されています。原作を読んでいませんが、CGをフルに使ってリアルな画像を作り上げており、登場する若い俳優達の見事な演技が作品に奥行きを与えています。続編が楽しみです。
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岡本薫著、ちくま新書刊
本書末尾の「おわりに」で著者が、自分を価値的相対主義者であり、世の中のボケに対するツッコミの役を担っているとの自己分析を披露しています。なるほどなぁ、と感じました。私は、本書の示している視点をぼんやりと感じながら生きて来たので著者の主張のほとんどに納得しました。論理的かつニュートラルです。どうしてこれ程冷静な判断が出来るのかと感動しまいましたが、著者の経歴を見ると理系であり . . . 本文を読む
1975年公開の黒澤監督による日ソの合作映画です。実話に基づいた映画化とのことで、題名は、タイガで猟師で生きている男の名前です。ロシアの探検家が地図の作成の為、部下と共にタイガに入り込みます。大変な難路を踏破して行くと、偶然に地元の猟師デルス・ウザーラに出会います。いかにもモンゴロイドという感じですが、探検行を案内する内に非凡な能力の持ち主であることが分かって来ます。ある時、探検家である隊長とデル . . . 本文を読む
遠藤諭著、アスキー新書刊
本書の概要に「酒を飲まず、車に乗らず、休日は家に過ごし、・・・」と若者像の描写があり、興味をお持って書籍を手に取りました。若い世代の思考パターンの形成には、成長過程の社会経済情勢に加えネットの影響が大きいと感じていたので、本書もそのような論を展開するものと思い込んでいましたが、そうではありませんでした。ネットの果たす役割の分析が中心です。
世の中には、歳をとっても元気で社 . . . 本文を読む
小さい物をマクロで撮る、いわゆる物取りをするためには、光を回すために、色々な工夫が必要で、様々な撮影ボックスが売られています。ネットで物色したのですが、安価で良いものが見つかりません。特に収納が問題です。市販の物は折り畳んだり、ワイヤー構造の骨組みで、自動車の窓に吸盤などで取り付ける物のように、ねじるとコンパクトに収容できるタイプの物などがあります。しかし、使用の感想を見ると、下に敷く生地などに折 . . . 本文を読む
小川克彦著、中公新書刊
本書の副題は「ネット世代はなぜリア充を求めるのか」です。著者はたまたま私と同じ歳なので、知識や見識は別として、時代の雰囲気は同じ中を過ごしたと思います。その為か本書でふと漏れる著者の本音に共感しました。日本電信電話株式会社で時代の先端の技術開発に携わり、その後転身して大学の教員となった著者は、その時代の最先端技術を扱いながらも、人間のコミュニケーションのツールとしてネットを . . . 本文を読む
先日、ラジ録10を購入し、調子良く録音できたのですが、何故か朝録音を確認すると録音されて無く、ソフトもフリーズしています。再度ソフトを起動すると何事もなかったかのように録音できます。しかし、翌日も同じ症状です。
サポートへメールを出したところ、ソフトの実行の際管理者権限で実行し、パソコンのスリープ状態から復帰するオプションを、このソフトで設定するようアドバイスがありました。考えたら当然でした。場合 . . . 本文を読む
青山潤、講談社文庫刊
現役の研究者が自ら語るウナギを求める冒険行の記録です。しかし、それにしては破天荒な、露骨な、破廉恥な感じの旅行記です。ちょっとオーバーに書いていると思います。しかし、著者の研究者としての立ち位置を明確にしたものであることが、本書のあるヶ所で明らかになります。かつての植物学者がプラントハンターとして世界中を駆け巡ったと同様、ウナギの全種類を標本として捕獲すべく、熱帯の国々を幾多 . . . 本文を読む
1970年(昭和55年)公開の日本映画です。半世紀近く前の映画ですが、なかなか凝ったストーリーです。主演級の俳優は、三船敏郎さん、石原裕次郎さん、勝新太郎さん、中村錦之助さん、浅丘ルリ子さんなど、綺羅星のごとくです。こうした俳優の持ち味を前提とした台詞回しや演出が、ちょっと残念です。ストーリーは良いのですが。この作品で驚いたのは中村錦之助さんです。ねじ曲がった性格で吃音の役人役を演じていてリアルで . . . 本文を読む
今野敏著、新潮社刊
シリーズ7作目です。「3.5」と同様、本書も「0.5」が付いています。これは、隠蔽捜査シリーズの中の番外編との意味です。「3.5」は同級生で同僚の伊丹を取り上げていますが、本書は、7人の脇役達が主役として登場します。それぞれの立場や職責を前提とした言動と、変人な主人公の竜崎のブレない判断が交錯します。脇役達に光を当てることにより、竜崎の存在が、より一層際立っています。
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いただいたサツマイモがあったのですが、甘みが強くなく煮てもぱさついた感じです。そこでふと思い付き、オレンジジュースで煮たらどうかと思いネットで検索したら、クックパッドにレシピが沢山アップしてありました。ネットではサツマイモの皮を付けたまま輪切りにし、オレンジジュースを等倍の水で薄めて砂糖を少し加えるレシピがほとんどでした。(輪切りの後アク抜くするのは共通です)そこで最初は、少量を試験的に、その方法 . . . 本文を読む