夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

春色惱人眠不得 もう4月ですね

2005年04月01日 12時44分08秒 |  漢詩を長崎弁で
久米仙人 2005年4月1日のブログから転載の分に
長崎弁を付け加えました。




春眠不覺曉
處處聞啼鳥
夜來風雨聲
花落知多少

春は眠か~
ベッドから起きれんうちに鳥の声があちこちでしだしたと
昨日の晩は風と雨の音がしとったとよ
花が一杯落ちちょるやろ~ね


花はもう隣のうちまで来ちゃいましたね。まだ、風の冷たいときもあるけど、陽の光も確実に春の色。



春は転勤、移動の時期でもある。
私も家を見つけ、仕事の基点をみつけなければ。衣替え、車も私に相応な古い軽のトラックにでも買い換えよう。ついでに私の心も春物にチェンジ。




勸君更盡一杯酒
西出陽關無故人

まあ、もう一杯飲みんしゃい
こっから、出て行けばもう誰もおらんとよ

移動ともなれば、失恋はお約束事。でも新しい出会いに希望をもちましょう。

日本人って、どうしてラベルだけ張り替えれば納得できるんだろうね。自分は日本人の癖にどうもよくわからない。
心の中では「アディュ」ってことを百も承知でもそれには蓋をして、「アビアント」。相手に合わせて、「また会いましょうね」って言ってあげるけど、別離は別離。事実を認めなければ、次のステップを間違うよ。


でも、こうバタバタだと、壷の中でも入って、愛しいお姉ちゃんの膝枕で一日を過ごしたいって気になってくるね。