夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ぴょっこりと

2012年11月28日 09時21分59秒 |  岬な日々


ねぇ、チビ散歩でも、チビなし散歩でもいいけど、山道をぽろぽろと歩いていて、こんなの見つけると、疲れが吹っ飛ぶよ。
なんか、心の中が能天気に明るくピンクになっちゃって。。。。
あっ、思いだした、「のだめカンタービレ」にそんなのあったよね。
燻銀見たいな演奏をするオーボエ奏者が、のだめに会ってピンクムードになっちゃうとこ。

今日のお目覚 今日はしっとりと

2012年11月28日 08時18分20秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


攻防」でもお話ししましたように、最近のチビ太、すっかりおねだり上手になってしまいました。
「あっちへ行く」って力勝負に出ても駄目なのが分かって、
「あっちへ行きたいのにな~」って人の顔を恨めしげに上目遣いに見ながら動こうとしない。
どうも、これには負けちゃいますな~

こちらとしては、「柴犬はもっと直截に。おまえはオスなんだからもっと力強く主張しなきゃ」なんていうのが関の山でござんすよ。

えっ、「膝に鼻をちょいとつけて、おいちゃんの目を見て、ご飯茶碗や水飲みカップの方へ行けば、ちゃんとご飯が出てくるし、新しい水も入るし、朝もベッドサイドでフニュフニュ言ってから、玄関の方へ行けばドアが勝手に開くし、雄々しく行動するなんて面倒くさい」、、、、
この子は、なんてことを言うのでしょうね。
親としては恥ずかしい。


それにしても、今日の写真はずいぶんと渋い?
いや、昨日の、「木の名 草の名」が未だに祟っておりまして、、、
あんな本、見なきゃよかった。
おいちゃんはかなり、ショックを受けておりますよ。
あの方の大きな、総天然色は上手いな~程度ですんだんですけどね、
  ところで、蛇の足ですけど、おいちゃんが天の邪鬼だって言うのはご存知ですよね。そのおいちゃんは、中国の南画、、、派手で、内容がないなんて評判だったりしますけど、おいちゃんにしてみれば、南画、それも初期のものの持つ、精神性みたいなものにかなりひかれているのでありますよ。
琳派はすごいと思いますし、自分たちの文化のものって共感がありますけど、南画にはもっと広い共感を与えてもいいはずの、、、なんて、素人が何を言うかですけどね。
  そのおいちゃんが、彼女の大きな作品を見て、琳派なんかの華やかさとか、綺麗・寂とは違うものを感じちゃって、南画を見る時と同じような根っこがあたる感じを受けたんですよね。
  それが今回の薄墨では余計に強く感じてしまって、、、、参っちゃったんです。
  田舎に越して、仙人修行中で、色即是空、間もなく悟りに入ると思ったのに、またかき乱されたって。。。

こちらも、力勝負じゃなくって、じんわり、じっくりとボディブローでござんす。
おそらく作家さんには、自分が描いたものの周波数が他人に与える影響なんて、、、振動がピッチリ合って、胸全体が共振するって感じは分からないでしょうね。これは受け手だけの特権か。

でもこの手の攻撃にはおいちゃん、どうしても抗えないのですな、、、


ところで、この絵の展覧会が開かれますそうです。

詳細はこちらで。

出版社さんには申し訳ないけど、本には本の役目があるけど、絵をそのまま理解しようとするにはオリジナルでなきゃダメ。


ならお前は本だけで絵を見て騒いでいるじゃないかって?
そりゃ、40年近くも、作品を見ないで、サンプルで評価して、作家の優劣を決めてきたんだから。(展覧会を、ステージを)やるかどうか決めてないうちに、オリジナルを送らせてチェックするなんてできないでしょう。サンプルで、資料で、プロモーションビデオでオリジナルを類推するってのは私の職業的な高等技術よ。。。ってことにしておきましょうよ。