夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

台風24号 不思議不思議

2018年10月01日 19時10分51秒 |  岬な日々


今度の台風24号はなんだか不思議不思議を残して去りました。



当初、雨のことばかり報道されておりました。
岬にも豪雨を警報メールがたくさん届きました。
それで私は雨台風かと、高を括っておりました。
我が家は高台、水の被害はあまり想定されないので、、

確かに台風がまだ九州の南にあるころ、刺激された秋雨前線の影響でしょうか、雨が降っておりました。
下の写真は、台風のピークが去って何時間もしない今朝の散歩の時の物、
水路にはいつもと変わらないほどの水が流れておりましたけど、
土手の半分ほどのところの両側に筋がついているのが見えますでしょうか、これは台風がはるかかなたにある昨日の朝の散歩の折の水位なんです。




風はすごかったです。
特に我が家は南風が吹きつけるところ。田圃を通った風が崖を駆け上がって周りの木々との間の風の道を駆け抜けていきますので、怖い怖い。2年前にも屋根を飛ばされ、大雨漏りをしたところ。
今回のように南からの風には注意が必要なのです。
上の写真の右側が南、一番左端の丘の上が我が家なんです。
南風には特大の注意が必要なんですね。

トップと下の写真は近くの海岸で撮ったもの。
前日の夕方、あと3時間ほどで強風圏に入り、半日もしないうちにピークが過ぎるって言われている時間で、当然高波の警報も出ておりました。11メートルってことでした。
本来、うねりってのは、台風がもっとずっと遠くにあっても届くもの、海はもっと荒れていて当たり前なんです。
空は曇っておりましたけど、波はいつもよりも低く、台風の高波を期待してやってきたサーファーたちをがっかりさせておりました。
彼らはしかたなく、波と戯れて、高波を待っておりましたけど、、、
でも、これって危ないことは危ないんですよね。



でもさすがに深夜からの風はすごかった。
家が揺れておりましたので、眠れなかった。



都会の皆さんにはこんなことよりも電車が計画的に止められたこと、そして朝は、いつも通りのはずがそうならなかったことの方が大変なんでしょうね。
田舎では、自然と向き合う方がもっと大変なんです。