夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

自生?

2018年11月10日 00時53分38秒 |  あなたの鼓動、華


そろそろ柿も終わりですけど、未だにこんなのがたくさん実をつけています。
庭に放置してあるのなら不思議ではないのですけど、、、
まあ、実をつける木は早く採ってあげなければ、木が傷むなんて気にはなりますけど。

散歩の道筋の森や林の中でこんなのがそこここにあって、誰も実を採らないのですね。
もしかしたら、鳥なんかが食べて種をまき散らしたのが実生で育っているのかもしれませんけど、
もったいないな~って横目で見ています。

私の田舎には渋柿は2本ぐらいしかなくって、家ではそれから柿酢を作っていましたが、子供の私にはそれはお呼びじゃない。
私は、もちろん甘い柿が欲しくって、でも子供の手には届かない。
近所の方に頼んで、採ってもらっていたんです。

こちらに来て、近所の方が、「なんだ、甘柿か~」ってガッカリされるのを見て、なんとなく昔を思い出しました。
大人どもにとっては、甘柿よりも渋柿の方が好ましかったのかな~
渋柿、この辺の方は干し柿にしたり、やっぱり柿酢を作ったりされているみたいです。
干し柿もやってみたいし、柿酢は、それが原点にあるので、市販の酢がきつくって嫌いなんです。
だから柿酢も作ってみたい。
1本の木から、1メートルくらいの高さの壺を満たすぐらいの柿酢が取れて、それが2本あるのですから、古いのは何十年も前のが残っていました。

今から植えても、生きている間には間に合わないでしょうから、近所で放置している農家にお願いして採らせてもらおうかな、、、
なんて、もう十年近く思いながら、、、、
、、、なにもしてなかったりして。