夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

パンとサーカス(panem et circenses)、、、朝ごはん

2020年07月10日 11時49分58秒 |  食べるために生きる

今日の朝ごはん。

典型的な「お菓子で朝食」

薬飲むから、何かお腹に入れなきゃいけないから、、、、

しょうがない、しょうがない。

 

 

ずっと昔、韓流のドラマに出てくるデザイナーが、朝食はお菓子、、、それも袋菓子、、だけってのがそのシリーズの中でなんども出てきておりました。

タイトルも思い出せない、、、たいしたドラマではなかったんだと思いますが、なぜそのシーンに引っかかっているかというと、おいちゃんが薬を飲むために何かお腹に入れなきゃいけない。でも、朝食を用意するのが面倒で、その辺のお菓子をつまんで朝食にするってのが頻発しておりまして、私としてはその状態に、それでも多少の罪悪感があるんですよ。

15分、30分早く起きれば「お菓子で朝食」なんて無様は避けられるのに、、、、なんてね。

 

 

でも考えてみると、おいちゃんの乏しい情報からしても、朝食(ブランチも含めて)に火を通したものを食するなんて今時のヨーロッパじゃなかなかない光景になりつつあるんですよね。

ヨーロッパの朝食で一番豪華なものって言えば、イングリッシュブレックファストなんでしょうか。でも今や、「良識ある」イギリス人女性たちは、あんなもん、過去の事大主義の象徴ですよ、あんなもん食べていたら豚になってしまうって、絶対に作ることを拒否しちゃうんですから。

「あんなもん」は家では食べられない。あの後の、アフタヌーンティーなんてのは、探し探して、やっと見つかる位なもの。

どっかのそれもけっこういいホテルに泊まった時の戦利品みたいなもんでしかないし、、

 

 

フランスじゃバケットにハム、ミルクぐらいだし、オランダはパンにチーズ、よくってチョコチップをトッピング。

 

 

イメージとして食通の国イタリアは違うでしょうなんて思われたあなた、、、とんでもない、思い違い。

こここそ、「お菓子で朝食」の典型みたいな国。

甘いお菓子を飲み物に浸して、はい、終わりの国。

私の罪悪感なんて、この国の女性にとっては、ごくごく普通の光景にしか過ぎないのですよ。

市民でありさえすれば、毎日の食べ物と娯楽は国が保証してくれて、、、

お気楽のんのんって2000年以上の過ごしてくれば、、、

政治も労働も面倒くさい、、、興味ない、、、、なんて、

だから有事になっても、誰も何もできないんですかね~?

 

もっとも、パンもサーカスも与えられなくっても、

何もできなぁ~い国もあるから驚くことはないんでしょうけど。

なんて、なんで朝食の話がここまで脱線するの???

 

 

 

 


カタバミ

2020年07月10日 09時09分05秒 |  あなたの鼓動、華

 

 

私的にはカタバミなんだけど、植物の世界では日本語の名前と、英語名(英語とは限らないで、外国名、、カタカナ名前)は微妙に区別されていたりして。

植物を表す時には日本語の名前であってもカタカナ表記するのが普通なんでややこしいですけど。

カタバミも在来種のいわゆる片喰と、本来同じはずのオキザリスはなんとなく棲み分けて使われていたりして。

 

例えば、紫陽花。その辺にある、どこにでも、ここにでもある紫陽花はただのアジサイね。

でも、外遊して、一皮むけて綺麗になって帰国した娘はハイドランジアって呼ばれていたりして、、、、

生理的にカタカナ言葉に拒否反応を起こす私としては、ほんとに困った風潮。

国粋主義(?) いや、単に頭が悪くって、外国語ができないことのボロ隠し行動でしか過ぎないんですけど。

 

 

田んぼの畔にけっこうたくさん咲いていたんですけど、翌週見たらもう影も残ってなくって、

一株だけ自宅に持ち帰ったものが、ほそぼそと生き延びているだけになっちゃいました。

増え過ぎたら困るって、恐々だったんですけど、今のところその傾向はなし。

黄色や、紫のに比べて、なんとなくおいちゃん好みではありますな~