今日の朝ごはん。
典型的な「お菓子で朝食」
薬飲むから、何かお腹に入れなきゃいけないから、、、、
しょうがない、しょうがない。
ずっと昔、韓流のドラマに出てくるデザイナーが、朝食はお菓子、、、それも袋菓子、、だけってのがそのシリーズの中でなんども出てきておりました。
タイトルも思い出せない、、、たいしたドラマではなかったんだと思いますが、なぜそのシーンに引っかかっているかというと、おいちゃんが薬を飲むために何かお腹に入れなきゃいけない。でも、朝食を用意するのが面倒で、その辺のお菓子をつまんで朝食にするってのが頻発しておりまして、私としてはその状態に、それでも多少の罪悪感があるんですよ。
15分、30分早く起きれば「お菓子で朝食」なんて無様は避けられるのに、、、、なんてね。
でも考えてみると、おいちゃんの乏しい情報からしても、朝食(ブランチも含めて)に火を通したものを食するなんて今時のヨーロッパじゃなかなかない光景になりつつあるんですよね。
ヨーロッパの朝食で一番豪華なものって言えば、イングリッシュブレックファストなんでしょうか。でも今や、「良識ある」イギリス人女性たちは、あんなもん、過去の事大主義の象徴ですよ、あんなもん食べていたら豚になってしまうって、絶対に作ることを拒否しちゃうんですから。
「あんなもん」は家では食べられない。あの後の、アフタヌーンティーなんてのは、探し探して、やっと見つかる位なもの。
どっかのそれもけっこういいホテルに泊まった時の戦利品みたいなもんでしかないし、、
フランスじゃバケットにハム、ミルクぐらいだし、オランダはパンにチーズ、よくってチョコチップをトッピング。
イメージとして食通の国イタリアは違うでしょうなんて思われたあなた、、、とんでもない、思い違い。
こここそ、「お菓子で朝食」の典型みたいな国。
甘いお菓子を飲み物に浸して、はい、終わりの国。
私の罪悪感なんて、この国の女性にとっては、ごくごく普通の光景にしか過ぎないのですよ。
市民でありさえすれば、毎日の食べ物と娯楽は国が保証してくれて、、、
お気楽のんのんって2000年以上の過ごしてくれば、、、
政治も労働も面倒くさい、、、興味ない、、、、なんて、
だから有事になっても、誰も何もできないんですかね~?
もっとも、パンもサーカスも与えられなくっても、
何もできなぁ~い国もあるから驚くことはないんでしょうけど。
なんて、なんで朝食の話がここまで脱線するの???